産友会メールマガジン第47号 【二次電池関連技術(その2)】

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   産総研中国センター友の会(産友会)メールマガジン
        【第47号/ 2015.11.30発行】
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【特集:二次電池関連技術(その2)】
本メルマガ14号(2013年2月)ではリチウムイオン電池を中心に特集しましたが、今回はそれ以外の二次電池関連技術について、その後の状況を調べてみました。再生可能エネルギーの利用拡大や省エネルギーのさらなる進展を図るためには、その鍵となる二次電池の性能や寿命の飛躍的な向上はもとより、大幅な低コスト化が望まれます。
 
 (省庁HP、報告書等)
■蓄電池戦略
経済産業省蓄電池戦略プロジェクトチームによる資料であり、蓄電池戦略の目的、蓄電池戦略の目標、蓄電池産業・技術の現状、蓄電池普及の課題、蓄電池の普及に向けた施策が記されています。
 
■NEDO 二次電池技術開発ロードマップ 2013
自動車用二次電池ロードマップ、定置用二次電池ロードマップ、材料マップなどが記されています。
 
■次世代蓄電技術 平成26年度アクションプラン特定施策レビュー資料
経済産業省と文部科学省による資料であり、蓄電池技術開発に関する様々な事業が紹介されています。
 
■我が国の蓄電池政策と認定活用の可能性
経済産業省による資料であり、電池の種類、省エネ政策の今後の重点領域、再生可能エネルギー大量導入時の課題、蓄電池戦略、蓄電池普及に向けた施策、エネルギー基本計画などが記されています。
 
■「次々世代二次電池・蓄電デバイス技術」報告書
(独)科学技術振興機構による、平成23年1月に開催された科学技術未来戦略ワークショップに関する報告書であり、将来の蓄電技術への期待、次々世代二次電池創出の課題などが示されています。
 
■「次々世代二次電池・蓄電デバイス基盤技術」
(独)科学技術振興機構による提言であり、グリーンイノベーションの中心課題のひとつと考えられる電気エネルギー貯蔵技術を取り上げ、2030 年以降を見据えた長期的観点に立って、現在研究が進められている各種二次電池の性能、機能、コスト等を大幅に凌駕する「次々世代二次電池・蓄電デバイス基盤技術」創出の研究開発戦略を提案するものです。
 
■平成25年度 特許出願技術動向調査 -次世代二次電池-
特許庁による調査報告であり、調査概要、市場動向、特許出願動向、研究開発動向、政策動向が示されています。
 
(産総研関係)
■電池技術研究部門
蓄電池、燃料電池をはじめとした生活に役立つエネルギーを蓄える新しい電気化学デバイス開発に貢献する材料基礎からデバイス化、システム化までを通した研究に取り組んでいます。
 
■省エネルギー研究部門 エネルギー界面技術グループ
ハイブリット電解質(有機/固体/水性電解質)を用いて、従来の容量をはるかに上回る革新的な電池を開発しています。ハイブリット電解質により 、これまで用いられなかった電極材料・反応を用いることができる他、新たな概念の電池も構築することができます。
 
■省エネルギー研究部門 エネルギー変換・輸送システムグループ
再生可能エネルギーを積極的に導入するための二次電池の候補として重要なレドックスフロー電池(再生型燃料電池)について電極材料、電極反応、電解液の基礎的かつ統合的な研究を行っています。
 
■リチウム-空気電池の過電圧を低減 -空気極の触媒としてわずかな水を使用-
産総研などは、水を触媒としてわずかに添加した有機電解液DMSOを用いると、リチウム-空気電池の空気極の過電圧を大幅に低減できることを示しました。
 
■極少量でイオン液体をゲル化する材料 -イオン伝導度を保持しつつイオン液体を固める添加剤を開発-
産総研は、多種類のイオン液体を従来よりも少ない添加量でゲル化できる電解質型ゲル化剤を開発しました。この技術によって作成されたゲルは、高い弾性率、自己修復性、優れたイオン伝導度を示しました。また、電池やコンデンサーなどの電気化学デバイスのイオン液体を用いた電解液をゲル化することにより、液漏れ防止が図られ、製品の長寿命化を通じた省資源化や、製品破損時の飛散防止による安全性の向上への貢献が期待されます。
 
■リサイクルが容易なリチウム-銅二次電池 負極と正極に金属を使用した大容量・低コストの蓄電池
産総研などは、金属リチウムの負極側に有機電解液、金属銅の正極側に水性電解液を用い、両電解液を固体電解質の分離壁で仕切る構造のリチウム-銅二次電池を開発しました。この電池は、これまでの電池と比較してリサイクルが容易で、リサイクルコストを低く抑えることができます。
 
(その他)
■一般社団法人 電池工業会
電池に関する様々な情報が掲載されています。
 
■公益社団法人 電気化学会
電気化学に関する産業・学術の進歩発展を図ることを目的に設立された学会で、電池技術委員会を始めとする、電池に関連する様々な活動が行われています。
 
■元素・原理からとらえる二次電池の特徴とこれから
講演資料であり、二次電池への期待、二次電池導入の社会的背景と助成、各種二次電池の原理・特徴が記されています。
 
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