あいさつ
株式会社AIST Solutions プロデュース事業本部 統括事業プロデューサー 北本 大 氏
AIST Solutionsは、本年4月1日に産総研の100%出資により設立されました。当社は産総研と一体となり、科学技術とマーケティングを掛け合わせ、社会課題の解決に向け複数のプロデュース事業を推進しています。講演では「マテリアルDX」を中心に、これら事業の概要を紹介します。
物質・材料研究機構(NIMS) マテリアル基盤研究センター(CBRM)主任研究員 岩崎悠真 氏
近年、人工知能や機械学習を活用したデータ駆動型材料開発技術が大きく注目されている。そこで、本講演の前半は、データ駆動材料開発技術の現状を俯瞰し、簡単に説明する。後半は、データ駆動型材料開発技術の一つである自律材料探索技術にフォーカスを当て、事例を交えて紹介する。
株式会社島津製作所 分析計測事業部 技術部 課長 井上信介氏
近年のマテリアルDXの進展により、高品質な計測分析データの要求が急速に高まっている。信頼性、遡及性及び可用性の高い分析データ共通フォーマットの標準化動向と、そのデータを活用したデータ駆動型材料開発に資するデータ利活用環境(MIデータプラットフォーム)への展望を紹介する。
産総研 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター 総括研究主幹 川田正晃
材料データを共有しないが共用するための新しいデータ流通技術として秘匿計算技術が注目され始めています。本講演においては、秘匿計算技術の紹介から材料データへの適用について、そしてデータ駆動材料開発を支える基盤(AIST Materials Gate)上での同計算の活用・展開について発表する予定です。
産総研 マルチマテリアル研究部門セラミック組織制御グループ 研究グループ長 福島 学
研究開発のDXリテラシーは、材料・化学分野でも徐々に市民権を得てきた。セラミックス材料の物性や寿命・信頼性は、その製造プロセスや微細組織が僅かに違うだけで、大きな影響を受けてしまう。本発表では、こうした製造プロセスや複数の信頼性・物性を精度よく同時に予測するDX技術について概説したい。
自動車用軽量部材(革新的新構造材料等技術開発プロジェクト成果)
産総研 材料・化学領域 招聘研究員 吉澤友一
MPIプラットフォームバーチャル見学のご紹介
産総研 中部産学官連携推進室 連携担当 内田万紀
マイクロ波ナノ粒子合成装置紹介
産総研 極限機能材料研究部門 主任研究員 岡田昌久
大幅シート作製装置紹介
産総研 極限機能材料研究部門 技術担当主幹 尾ア利彦
セラミック電池 | |||
全固体電池 | 全固体電池のための省エネ製造プロセス技術 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 濱本孝一 | |||
車内環境モニタリング | |||
ガスセンサ | 車内環境モニタリング 〜センサアレイと機械学習で実現〜 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 増田佳丈 | |||
軽量構造材料 | |||
マグネシウム | 易成形性マグネシウム合金の開発 〜高成形性・放熱性・制振性の両立を実現〜 | ||
産総研 マルチマテリアル研究部門 黄 新ショウ、Bian Mingzhe | |||
アルミニウム | 膨張性物質を用いた異種軽量接合部材の易解体技術 〜マルチマテリアル部材のリサイクルに貢献〜 | ||
産総研 マルチマテリアル研究部門 古嶋亮一、尾村直紀 | |||
先進ガラス | |||
調光ガラス | 温度に応じて太陽光の透過が変わる遮熱制御ガラス | ||
産総研 極限機能材料研究部門 垣内田 洋 | |||
難付着コーティング | フッ素化合物を用いないガラスへの表面処理技術 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 穂積 篤、浦田千尋 | |||
パワエレ用材料 | |||
セラミック基板 | 高熱伝導窒化ケイ素セラミックスの開発〜次世代パワーモジュール用絶縁放熱基板〜 | ||
産総研 マルチマテリアル研究部門 周 游 | |||
モーター用磁性材料 | |||
永久磁石 | 電動化に向けたモータ用高性能永久磁石 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 高木健太 | |||
熱マネージメント材料 | |||
磁気冷凍 | 磁気冷凍デバイスの実現に向けた磁性材料開発 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 藤田麻哉 | |||
蓄熱材料 | 熱効率向上への鍵:自動車のサーマルマネージメントにおける固体系潜熱蓄熱材料の可能性 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 杵鞭義明、中山博行 | |||
ワイヤレス給電 | |||
窒化ガリウム | 窒化物半導体&窒化物磁性材コラボレーションによる高効率ワイヤレス給電技術 | ||
産総研 窒化物半導体先進デバイスオープンイノベーションラボラトリ 井手利英 | |||
革新プロセス | |||
金属ナノ粒子創製 | 金属ナノ粒子創製プロセス | ||
産総研 極限機能材料研究部門 平山悠介 | |||
木質流動成形 | 木質流動成形・接合によるマルチマテリアル部材の感性価値の向上 | ||
産総研 マルチマテリアル研究部門 三木恒久 | |||
プロセスインフォマティクス | ハイスループット実験による低温セラミックス製造のプロセスインフォマティクス | ||
産総研 極限機能材料研究部門 山口祐貴 | |||
最先端分析 | |||
AFMラマン | ナノスケールの材料構造を可視化する最先端分光分析 | ||
産総研 極限機能材料研究部門 板坂浩樹 | |||
データ駆動型研究開発 | |||
MI×PI | 窒化ケイ素セラミックスの製造や信頼性評価の高速化に貢献するAI | ||
産総研 マルチマテリアル研究部門 古嶋亮一、福島 学 | |||
MPI | マテリアル・プロセスイノベーション(MPI)プラットフォーム | ||
産総研 産学官連携推進室 早川由夫 |