産業技術総合研究所 産総研中部センター陶&くらしのデザインコンソーシアム出展機関> 三重県工業研究所窯業研究室

H:三重県工業研究所窯業研究室

番号
品名
数量
制作意図
材質・製法
H-1
低火度磁器素地による試作品 5
昨夏を頂点とする燃料費の高騰は、陶磁器産業界に大きな脅威を与えました。また、地球温暖化対策としてCO2排出量の 削減を求められているのは陶磁器産業界も例外ではありません。 そのような状況のなか、当研究室では焼成燃料を大幅に削減するために、従来の高火度磁器と比較して200℃程度低い、1100℃で焼結する 低火度磁器素地を開発しました。この技術については平成19年度に製法特許を出願し、平成20年度からその実用化に向けて研究開発を進めています。 今回の試作品はこの低火度磁器素地の可能性を追求した一例です。
材質:低火度磁器素地
成形:鋳込み成形
釉薬:低火度磁器釉
焼成:電気炉 1100℃ 酸化焼成

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