本文へ

受賞・表彰

受賞日:2023年10月1日

2023年春季大会学術講演会優秀講演発表賞を受賞

【授賞団体】
公益社団法人 自動車技術会

【受賞内容】
Modelica言語を用いたIPMSMモデルの開発とxEVモデルへの適用
※授賞式は2024年5月23日に行われる予定。

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 水嶋教文

【詳細情報】
https://www.jsae.or.jp/files_publish/page/154/kou2023haru.pdf(PDFファイル)


受賞日:2023年7月27日

米国電気化学会(The Electrochemical Society)のフェローに推挙・受賞

【受賞理由】
固体酸化物形燃料電池の研究開発への顕著な貢献及び学会への貢献

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 堀田照久

【詳細情報】
The Electrochemical Society Names Class of 2023 ECS Fellows - ECS

受賞の写真
受賞日:2023年7月11日

日本機械学会流体工学部門貢献表彰を受賞

【受賞理由】
プラズマアクチュエータ研究進展への寄与

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 瀬川武彦
慶應義塾大学 深潟康二
鳥取大学 松野隆
東北大学 野々村拓

【詳細情報】
https://www.jsme-fed.org/index.html

受賞の写真
受賞日:2022年11月8日

公益社団法人 日本ガスタービン学会 創立50周年記念 功労賞を受賞

【受賞理由】
学会会員として、多年にわたり事業推進に尽力した。

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 松沼孝幸

【詳細情報】
https://www.gtsj.or.jp/index.html

受賞日:2022年4月8日

令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞 研究部門)を受賞

【受賞理由】
「化合物薄膜太陽電池の高効率化と軽量化に関する研究」で受賞しました。

再生可能エネルギーの主力電源化への取り組みは人類全体の課題であり、太陽光発電はその主役として期待されている。特に、荷重制約などのため従来の太陽電池パネルが設置できなかった場所への設置も可能にする、軽量で耐久性に優れ且つ低コストで高性能なフィルム型太陽電池の実現が待望されている。
本研究は、CIS系化合物薄膜(CIS系とは、CuInSe2を主体とし、これにガリウムや硫黄などを含んだカルコゲナイド化合物の総称)を光吸収層とした、従来の太陽電池とは異なる軽量性や曲面追従性など薄膜型の特長を活かした高性能太陽電池の実現に必要なアルカリ金属添加効果のメカニズム解明と制御技術に進展をもたらした。
本研究により、従来の半導体工学では説明しきれていなかったアルカリ金属添加による性能向上の物理的・化学的メカニズムを実験的に明らかにするとともに、アルカリ金属添加制御手法を研究開発することによって集積構造を有する軽量フィルム型太陽電池ミニモジュールで世界最高レベルの高い光電変換効率を実現した。
本成果は、太陽電池のみならず広くエネルギー変換材料やデバイスの性能向上技術の開発に寄与することが期待される。

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 石塚 尚吾 首席研究員

【詳細情報】
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00989.html

受賞日:2022年3月

電気化学会 固体化学の新しい指針を探る研究会
田川記念固体化学奨励賞を受賞

【受賞理由】
「リン酸塩ガラス系プロトン伝導体の新規開拓と中温作動電気化学デバイスへの展開」で受賞しました。

 アルカリ-プロトン置換法(APS)の開発により従来の溶融急冷法では到達不可能なレベルで高濃度なプロトンを中温域で安定な状態でガラス材料中に注入することを可能にした。APS法では、これまでプロトン伝導体として検討できなかった様々な組成のガラス材料をプロトン伝導体に”変身”させることができる手法である。本手法で飛躍的に組成探索領域を広げることができ、新規な材料群の開拓に成功したといえる。

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 石山 智大

【詳細情報】
https://www.electrochem.jp/

受賞日:2022年3月

産総研理事長賞2021 特別貢献賞を受賞

【受賞理由】
「感染防護とオンライン診療設備を備えた移動型診療車の開発と新型コロナ感染症陽性患者の宿泊療養施設でのオンライン診断への貢献」で受賞しました。

【受賞者】
三澤 雅樹(健康医工学研究部門) / 新田 尚隆(健康医工学研究部門)
大山 英明(インダストリアルCPS研究センター) / 篠原 直秀(安全科学研究部門)
栗原 昇(工学計測標準研究部門) / 高辻 利之(工学計測標準研究部門)
鷲尾 利克(健康医工学研究部門) / 高田 尚樹(省エネルギー研究部門)
神村 明哉(インダストリアルCPS研究センター) / 岩井 彩(工学計測標準研究部門)
森岡 敏博(工学計測標準研究部門)

【詳細情報】
https://www.aist.go.jp/aist_j/aist_award/2021/apa.html#s2

受賞日:2022年2月

2021年度日本ガスタービン学会 技術賞を受賞

【受賞理由】
「低NOxアンモニア専焼マイクロガスタービン発電の研究・開発」で受賞しました。

【受賞者】
株式会社トヨタエナジーソリューションズ:代表者
東北大学
国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 壹岐典彦、倉田修、松沼孝幸、井上貴博

【詳細情報】
https://www.gtsj.or.jp/pdf/info/hp-gakkaisyohoukoku2202r1.pdf

受賞日:2022年1月1日

触媒学会奨励賞を受賞

【受賞理由】
「アミド配位子を基盤としたIr錯体触媒による二酸化炭素変換反応の開発」で受賞しました。

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 エネルギー貯蔵システムグループ 兼賀 量一

【詳細情報】
https://catsj.jp/news/11608

表彰式:2021年11月26日

エヌエフ基金研究開発奨励賞を受賞

【受賞理由】
「電磁相互作用による熱電物性解明と新原理エネルギー変換デバイスの開発」で受賞しました。

【研究の概要】
わが国では温室効果ガス削減目標として、2050年までにカーボンニュートラルの実現が示されています。このように大きな目標を達成する為には、限りあるエネルギーを徹底的に有効活用する技術の実現が必要です。
特にエネルギーの最終形態となる熱の高度活用は必要不可欠であり、申請者はその手段として「温度差」と「熱」の直接変換を可能にする熱電変換素子に着目しました。これは、材料に温度差を与えると電位差が生じる効果(ゼーベック効果・ネルンスト効果)や、電流を印加すると温度差が生じる効果(ペルチェ効果・エッティングスハウゼン効果)を利用しています。
工場や環境熱等の捨てられている熱を電気エネルギーとして回収することが可能になるため省エネルギー化への貢献が期待されており、本研究では高効率化に向けた材料とデバイスの開発を行いました。

【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 材料物性グループ 村田 正行

【詳細情報】
https://nf-foundation.or.jp/award/list/2021/winner.html

受賞日:2021年4月6日

令和3年度科学技術分野(文部科学大臣表彰)を受賞

【受賞理由】
「燃料電池界面の反応可視化と物質輸送機構解明に関する研究」で受賞しました。

【研究の概要】
固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、高温で作動する電気化学デバイスで、ガス/電極/電解質界面でのガス拡散、イオン伝導、電荷移動などの物質輸送が性能・耐久性を決める。燃料電池の性能・耐久性向上のためには、電極・電解質内や異種材料接合界面での通常見えないイオンの動きや微量不純物との反応、変化を可視化・評価し機構を解明する方法が必要とされていた。

本研究は、燃料電池材料界面でのイオンや構成元素の動きを直接とらえ、可視化する技術に関するものである。同位体酸素ラベル法と2次イオン質量分析計イメージング法等により、初めて燃料電池作動下での酸化物イオンの動きや溶け込み活性点の分布を可視化するとともにppm以下の微量不純物と電極・電解質材料との反応や微小変化をとらえることに成功した。

本研究により、燃料電池界面での反応物質の物質輸送機構が解明され、高性能・高効率で、耐久性や信頼性に優れる安定な燃料電池界面を構成するための重要な技術指針を示すことに成功した。

本成果は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)システムの性能・信頼性向上を実現し、その普及・社会実装に貢献するもので、将来の水素社会・脱炭素社会の構築に寄与することが期待される。


【受賞者】
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 研究部門長 堀田 照久
エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 エネルギー変換技術グループ 研究グループ長 山地 克彦
エネルギー・環境領域 ゼロエミッション国際共同研究センター 電気化学デバイス基礎研究チーム 研究チーム長 岸本 治夫

【詳細情報】
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00547.html

受賞の写真
表彰式は 2016年10月6日、『標準化と品質管理全国大会2016』(都市センターホテル)にて行われたました。
受賞日:2016年10月06日

平成28年度工業標準化事業表彰 国際標準化貢献者表彰(産業技術環境局長表彰)を受賞

【受賞理由】
ISO/TC28(石油製品及び潤滑油)/SC4(分類及び仕様)、ならびに SC5(軽質炭化水素流体及び非石油由来液化ガス燃料の測定)のコンビーナ、エキスパートとして、アジアでのLPガス需要補填、北米や北欧でのトラック・バス用ディーゼル代替など、クリーン燃料として期待されているジメチルエーテル(DME)燃料に関し、実験による豊富な定量データを基に、DME燃料品質及びその分析方法などのISO規格制定を主導し、国内DME産業の市場形成に大きく貢献。


なお、同日、産総研で5名が「工業標準化事業表彰」を受賞しています。
詳細: https://www.aist.go.jp/aist_j/news/prize/prz20161005.html

【受賞者】
省エネルギー研究部門 エンジン燃焼排気制御グループ グループ長 小熊 光晴

【詳細情報】
http://www.meti.go.jp/press/2016/10/20161005001/20161005001-2.pdf (PDF)


(左) 永石 イノベーションコーディネータ、(右) 稲田 主任研究員
受賞日:2016年8月26日

第14回 産学官連携功労者表彰 (経済産業大臣賞)を受賞

【受賞理由】
「シャーベット状海水氷製氷機の開発」で受賞しました。

【研究の概要】
科学的に指標化(数値化)した鮮度を導入することにより、水産物を差別化・ブランド化。これを実現するために、より高度な水産物鮮度保持に有効な小型製氷機を開発。小型漁船への搭載が可能となり、海外にも試験導入中。


◇ 産学官連携の概要
  • より高度な水産物鮮度保持に有効な小型製氷機「海氷」を地域に密着した中小企業、公設試、公的研究機関の連携で開発。
  • 小型でも大量製氷を実現、小型漁船への搭載を可能に。
  • 鮮度指標の見える化により、水産物のブランド化に成功。水産物の高付加価値化を実現。
  • 陸上設置用などで市場をさらに拡大中(レストラン用、ボイル加工品冷却、流通過程での脱水氷利用など)。
◇ 連携の効果(連携によって可能になったこと)
  • 単独の技術では不可能な開発を各機関の連携によって実現
  • 専門機関との連携により鮮度の科学的な指標を導入し、『海氷』による鮮度保持効果を科学的見地から実証 (現場で評価困難な鮮度指標を、実験室に持ち込んで解析してデータを蓄積)
  • 製氷に要する消費電力は従来の1/2以下で、大幅な省エネ効果。大量製氷を維持したままコンパクト化、20t未満の小型漁船にも搭載可能に。
◇ 社会・技術・市場等への貢献
  • 『海氷』で処理した水産物のブランド化に成功し、水産物の高付加価値化を実現
  • 製氷機は平成25年10月から(株)ニッコーで販売開始
  • 陸上設置用などで市場をさらに拡大中(レストラン用、ボイル加工品冷却、流通過程での脱水氷利用など)
  • 海外への高鮮度水産物輸送も科学的見地から実証済み。
    台湾の漁船に4台試験導入、海外販路を開拓中。

【受賞者】
産総研 北海道センター イノベーションコーディネータ 永石 博志
産総研 省エネルギー研究部門 熱流体システムグループ 主任研究員 稲田 孝明
株式会社ニッコー 代表取締役 佐藤 厚
北海道立工業技術センター 研究開発部 研究主幹 吉岡 武也

【詳細情報】
http://www8.cao.go.jp/cstp/sangakukan/sangakukan2016/8_keisan.pdf (PDF)

受賞の写真
受賞日:表彰式が 2016年9月5日

日本熱電学会 2016年 技術功績賞を受賞

【受賞テーマ】
熱電変換材料および熱電モジュールの評価技術の開発

【受賞者】
省エネルギー研究部門 熱電変換グループ グループ長 山本 淳

【詳細情報】
2016年9月5日、日本熱電学会 学術講演会にて表彰式が行われました。

詳しい紹介は 日本熱電学会 学会誌(Vol.13 No.1)に掲載されます。

最終更新日:2024.03.13.

▲ ページトップへ

page top