微量のガスや液体のハンドリングを実現する技術

ー マイクロ流路:マイクロリアクタから嗅覚提示まで ー

研究のねらい

マイクロ流路の技術を活用し、微量なガスや液体の精密な制御を可能とするマイクロリアクタを開発しています。 これにより、化学反応の効率化や医薬品開発の高度化などが期待されます。 さらに、機能性マイクロカプセルの生成や、嗅覚ディスプレイを通じたにおいの提示技術の向上を目指し、VRや医療分野での応用を探求しています。 これらの取り組みにより、五感を活用した新たな情報伝達手段の創出を目指しています。

主な成果

マイクロ流路技術を活用し、医薬品合成に適した高効率なマイクロリアクタの開発、においを閉じ込めたマイクロカプセルの高精度作製、 ナノ粒子濃縮デバイスの迅速プロトタイピング、さらにはにおいが引き起こす感情の定量評価手法の構築など、化学・バイオ・感覚の融合領域で多面的な研究を行ってきました。

生物学用マイクロリアクタ

マイクロカプセル生成

コアシェル型香料マイクロカプセル

用途・展開先

化学・生物学用マイクロリアクター、嗅覚提示・評価システム

外部リンク

1)研究成果一覧: https://researchmap.jp/hhirama

back