車体接着を10年以上安定化させる界面設計・評価技術
ー 接着・塗装を長期安定化させる界面設計・評価技術 ー
研究のねらい
2050 年カーボンニュートラル、脱炭素社会、大幅なCO2 削減は緊喫の課題です。
輸送モビリティ、特に 市場が大きい自動車(65兆円)の軽量化はその切札といわれ、軽量部材とともに、これらを適材適所に使うための異種材接着技術が大変重要になっています。
そこで接着技術の長年の 課題「長期安定」に対して、レーザー表面処理技術を開発し、克服し、車体での大規模使用加速を図ります。
主な成果
1.不安定箇所となる接着界面に着目し、独自のナノ界面観察、水分超加速劣化法、界面強度の可視化法を駆使し、【長期安定要因】を特定
2.車用鉄材・アルミ材で「接着長期安定」を実現する、ナノ・マイクロ構造を再現できるレーザー表面処理条件を見出し、腐食に強く、10年を超える長期安定接着界面を実現
3.炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に対しても、「接着長期安定」に寄与する高いじん性値を示すレーザー処理条件を見出
2.車用鉄材・アルミ材で「接着長期安定」を実現する、ナノ・マイクロ構造を再現できるレーザー表面処理条件を見出し、腐食に強く、10年を超える長期安定接着界面を実現
3.炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に対しても、「接着長期安定」に寄与する高いじん性値を示すレーザー処理条件を見出

車体接着の長期安定設計

接着長期安定【要因】を特定、レーザー処理で【界面設計】
用途・展開先
自動車産業、特に接着接合
接着を多用する次世代成長産業(半導体、エレクトロニクス、EV 、航空機、水素、風車)
塗装などの腐食、疲労対策
接着を多用する次世代成長産業(半導体、エレクトロニクス、EV 、航空機、水素、風車)
塗装などの腐食、疲労対策