金属による抗原認識を実現するバイオセンシング技術
ー 長期安定・再利用可能なバイオセンサ ー
研究のねらい
低温金属成膜(磁場制御で電子・プラズマを封じ込め、昇温を抑えた成膜)で、バイオ試料/化合物の立体形状を非破壊で金属薄膜に転写し、
金属表面に“抗体様機能(金属ポケット)”を付与する金属インプリンティング電極の確立を狙う。
抗体などの耐久性が低いバイオセンサの課題を再使用性・耐久性の高い金属電極で補い、ウイルスや化合物の簡便計測基盤(個人利用や環境モニタリング展開)を実現する。
主な成果
ノロウイルス様粒子(NoV‑LP)を鋳型にAu薄膜を形成し、粒径(約36 nm)相当の孔を有する金属薄膜(形成タイプ:島型/粒子堆積型)を得た。
ウイルス溶液添加で転写金属膜の電気抵抗が著しく上昇し、洗浄で初期値へ回復し、再使用可能性を示した。
センサの感度は検出限界0.82 fg/mLと、市販イムノセンサ系の100倍以上を示している。
溶液添加から5分以内に測定可能でありプロゲステロン(ホルモン)へも応用可能であった。
ウイルス溶液添加で転写金属膜の電気抵抗が著しく上昇し、洗浄で初期値へ回復し、再使用可能性を示した。
センサの感度は検出限界0.82 fg/mLと、市販イムノセンサ系の100倍以上を示している。
溶液添加から5分以内に測定可能でありプロゲステロン(ホルモン)へも応用可能であった。
金属ポケットの作製法
NoV-LPs測定結果
長期安定性の確認
用途・展開先
バイオセンサ、ケミカルセンサ