"化学物質のリスク評価のための水系暴露解析モデル

石川 百合子、東海 明宏

産業技術総合研究所

資源と素材, Vol.122 No.9 pp.433-441 (2006)


概要

産総研−水系暴露解析モデルは、日本の河川の特徴や排出源の立地状況に適した化学物質のリスク評価のための水系暴露解析モデルである。このモデルが公開されたことにより、1)日本の流域における水系暴露濃度の時空間的な分布を把握する 2)生態系に影響があらわれる濃度と比較することによって、生態リスクを評価する 3)リスクが懸念される場合には、排出量の削減や下水処理除去率を向上させたときの濃度の低減効果を推定し、より合理的な対策を検討することが可能となった。

キーワード

化学物質、リスク評価、水系暴露解析モデル、河川流域、生態リスク、対策評価


化学物質リスク管理研究センター

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