"化学物質輸送船乗組員に及ぼす有害ガス曝露の健康影響評価−非発がん性物質の場合−

間島 隆博1, 山口 勝治1, 柴田 清1, 蒲生 昌志2

1海上技術安全研究所
2産業技術総合研究所

日本航海学会論文集 , Vol.110 pp.157-164 (2004)


概要

キシレン類を輸送するケミカルタンカーの乗組員のうける健康リスクレベルを損失余命の尺度で評価し,以前に評価したベンゼンやアクリロニトリルの輸送の場合と比較した。

キシレン類の輸送による損失余命は約15時間であり,ベンゼンやアクリロニトリルが,それぞれ15時間,80時間の損失余命と推定されたのと比べてほぼ同レベルのリスクであった。

暴露レベルとして80%を削減する防護マスク装着により,リスクは95%が削減されると推定された。

キーワード

ケミカルタンカー,キシレン,損失余命,リスク比較,作業環境 


化学物質リスク管理研究センター

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