"全国沿道ベンゼン高濃度曝露評価"
吉門 洋1、東野 晴行1、神成陽容2
1産業技術総合研究所
2フリー第48回大気環境学会年会 (岡山 2007/9/5)
概要
日本におけるベンゼン曝露のリスク評価の一環として、全国の幹線道路の沿道地域における年平均濃度シミュレーションを行った。排出量は1999年交通センサスを元に積み上げ、2004年度PRTR推計の移動体排出量を参照して調整した。拡散モデルとしては線源プルーム式を用いた。さらに、メッシュ人口密度と沿道人口偏在状況の調査結果によって道路両側200m以内の区域におけるベンゼン大気環境基準超過人口を求めた。該当人口は57万人という結果が得られた。
キーワード
ベンゼン,曝露評価,線源プルームモデル,沿道高濃度