"死亡リスク削減の経済的評価とスコープテストによる信頼性の検証"
岸本 充生1、栗山浩一2、金本良嗣3
1産業技術総合研究所
2早稲田大学
3東京大学環境経済・政策学会2007年大会 (滋賀大学 2007/10/7)
概要
死亡リスク評価は海外では多数の先行研究が存在するが、微小なリスクの変化に対するWTPをたずねることからバイアスの影響を受ける可能性が高いことが知られている。そこで、本研究では、死亡リスクを17%削減する場合と50%削減する場合の2種類のシナリオを設定し、スコープテストを行った。本研究では、交通事故対策による死亡リスク削減に対して二段階二肢選択形式(ダブルバウンド)CVMを用いてWTPを推定し、スコープテストをパスすることを確認した。
キーワード