"大気汚染防止法改正によるVOC削減対策の費用対効果"

岸本 充生

産業技術総合研究所       

 第48回大気環境学会年会 (岡山理科大学 2007/9/5)

 


概要

大気汚染防止法の改正によって固定発生源から大気に排出される揮発性有機化合物(VOCs)の排出が平成22年度に平成12年度から3割削減することが決まり,排出濃度規制と自主的取組による「ベストミックス」によって実施されている.しかし,自主的取組は費用対効果が高いとされているものの,実証的に示されたことはないため,平成22年度までにとられる対策技術の種類とそれぞれの費用対効果を予測し,効率性について検証した.

キーワード

費用効果分析,揮発性有機化合物(VOCs),大気汚染,自主的取組,排出濃度規制,対策技術


化学物質リスク管理研究センター

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