"集団レベル評価による新たな生態リスク評価 亜鉛を例にして"

加茂 将史、対馬 孝治

産業技術総合研究所   

 水環境学会 (大阪産業大学 2007/3/15)


概要

亜鉛の水生生物へのリスク評価を行った。既存の個体レベルでの評価に加え、個体群レベルでの評価を行った。幾つかの種で、個体群の維持が不可能になる環境中の亜鉛濃度の推定を行い、それらからある程度十分に生態系を保護できる環境中濃度の推定を行った。従来の個体レベルから推定される保護濃度と、個体群レベルでの保護濃度を利用した、新たな化学物質の管理のあり方についての提言を行う。

キーワード

亜鉛 生態リスク評価 個体群レベルの評価 種の感受成分席 許容濃度 


化学物質リスク管理研究センター

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