"質調整生存年数を用いたトルエンおよびキシレンのヒト健康リスク評価"

牧野 良次、吉田 喜久雄、手口 直美

産業技術総合研究所   

 日本リスク研究学会2006年度第19回研究発表会 
(産業技術総合研究所つくば中央事業所共用講堂  2006/11/11)


概要

評価エンドポイントが異なるリスクを比較する場合,共通のリスク指標を用いる必要がある.本研究では,「質調整生存年数の損失」というリスク指標をもちいて,室内空気中のトルエンおよびキシレンに同時暴露する場合のヒト健康リスクを評価した.推定された質調整生存年数の損失は,キシレンで81〜406年,トルエンで156年であった.

キーワード

リスク評価,同時暴露,生活の質,質調整生存年数


化学物質リスク管理研究センター

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