"個体群レベルの生態リスク評価 様々な魚種に対する評価−パラメーターの推算方法−

宮本 健一 

産業技術総合研究所   

「化学物質のリスク評価及びリスク評価手法の開発」研究成果報告会 (東京 2007/1/22)


概要

個体群レベルの生態リスク評価に用いられる指標の一つに内的自然増加率rがある。rの符号が正であれば個体数は増加し,負であれば個体数は減少し,r=0の時には個体数は安定していると判断できる。本講演では,様々な魚類地域個体群のrの評価において,必要なパラメーター(齢別生存率,繁殖率)を推算する方法およびそれらのパラメーターの濃度−反応関係を評価する方法を解説し,評価事例を紹介する。

キーワード

生態リスク評価、個体群、内的自然増加率


化学物質リスク管理研究センター

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