"発がんリスクのヒトへの外挿〜動物試験データと疫学データの評価から〜"

岩田 光夫

産業技術総合研究所   

「化学物質のリスク評価及びリスク評価手法の開発」研究成果報告会 (東京 2007/1/22)


概要

化学物質のリスク評価では、有害性を正しく評価し、さらにヒトへの外挿を合理的に行うことが必要とされている。詳細リスク評価を行った化学物質を例として、疫学データからの定量的な評価方法と動物試験データからの外挿について紹介する.また,新しく公表された発がん関連の資料,IARCの前文の改正(2006年1月),IPCSのCancer Framework Workshop (2005),EPA(2005)の発がん性物質のリスクアセスメントのためのガイドラインについて解説してMode of Action の重要性を述べる.

キーワード

発がんリスク,ヒトへの外挿,Mode of Action,詳細リスク評価


化学物質リスク管理研究センター

独立行政法人 産業技術総合研究所