"METI-LISモデルを用いた大気汚染物質の発生源逆解析"
梶原 秀夫、高井 淳、吉門 洋
産業技術総合研究所
日本リスク研究学会2006年度第19回研究発表会 (つくば 2006/11/11)
概要
有害大気モニタリング調査濃度データとMETI-LISモデル(経済産業省低煙源工場拡散モデル)を用いてアクリロニトリルが高濃度で観測される堺市周辺における発生源位置と排出量の推定(逆解析)を試みた.逆解析により推定された発生源位置を現地での濃度測定により検証し、推定結果が妥当であることが示された。また推定発生源位置はPRTRに届出された事業所位置と整合していたが、推定排出量はPRTR届出排出量よりも数倍程度高いことがわかった。
キーワード
逆解析,発生源解析,有害大気汚染物質,METI-LIS,排出量,PRTR