"水系暴露解析モデルの開発" 

石川 百合子1、東海 明宏1、川口 智哉2、白浜 光央2

1産業技術総合研究所   
2(株)日水コン

 海洋理工学会平成18年度秋季大会 (京都 2006/9/26)


概要

水系における化学物質のリスク評価のための、化学物質のPRTRの排出量データと基本的な物性をもとに水系暴露濃度を時空間的に詳細に推定することができるモデルを開発した。本モデルを用いることによって、流域内のどのあたりで排出量が高いのか、暴露濃度は排出量の高い地域と対応しているのか、あるいは河川の流量が多くなるとどの程度濃度が低下するのかなどの情報が簡単に把握できるようになった。さらに、河川流域から海域への流入負荷量の予測がより正確になった。

キーワード

水系暴露解析モデル、化学物質、リスク評価、排出量、流入負荷量


化学物質リスク管理研究センター

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