"環境負荷物質による生態リスク評価" 

内藤 航

産業技術総合研究所

第25回農業環境シンポジウム (日本 2005/10/25)

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概要

環境負荷物質(化学物質)の生態リスク評価手法には様々な方法が存在する。手法の選択は、評価の目的や利用可能なデータの状況などを踏まえ行われるべきである。生態リスク管理・対策の必要性を判断する評価は、絶滅危惧種などの稀な生物種の場合を除き、個体群レベルで評価がなされるべきである。本発表では、産総研化学物質リスク管理研究センターで作成している詳細リスク評価書の生態リスク評価で使われたアプローチを中心に,化学物質の生態リスク評価手法について、その特徴、長所・短所等を筆者の考えを交えながら発表した。

キーワード

生態リスク評価手法、詳細リスク評価書、個体群レベル