"数値モデルによるオゾン高濃度日数予測手法の検討"
吉門 洋1, 椿 貴博2, 佐々木 寛介2
1産業技術総合研究所
2日本気象協会
第46回大気環境学会年会 (名古屋市 2005/9/8)
概要
ここ数年来、メソスケール気象モデルと結合した輸送モデルによる大気汚染シミュレーション手法に基づき、諸気象パターン出現頻度を加味して長期平均濃度分布を求める手法を検討してきたが、今回は同様の手法によってオゾン(光化学オキシダント)高濃度日数を予測することを考えた。東京から群馬県南部にかけての地域の夏期の高濃度出現実態についても解析し、その構造を探るとともに、モデルによる予測手法の検証を行い、シミュレーションモデルの課題を明らかにした。
キーワード
光化学オキシダント、高濃度汚染、メソスケール数値モデル、関東地方