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"大気中の塩化ビニルモノマー濃度の推定"
篠崎 裕哉, 米澤 義堯, 東野 晴行
産業技術総合研究所
第46回 大気環境学会 年会 (名古屋 2005/9/7)
概要
塩化ビニルモノマーに対して、業界団体による自主的な排出削減（自主管理計画）が実施されている。本研究では、国内の塩化ビニルモノマーの大気中濃度の変遷（1995-2003年）を大気拡散モデルにより推定し、リスク削減効果について解析した。この結果、自主管理計画による排出量削減は、大気中濃度の減少、およびリスク（肝がん）の削減に有効であった。しかしながら、費用面では効率的でなかった。
キーワード
大気拡散モデル、AIST-ADMER、METI-LIS、肝血管肉腫、塩ビモノマー、自主管理計画、排出量推定、PRTR
