"鳥屋野潟におけるPCDD/DFs、PCBsの魚類への影響と蓄積について"
酒井 美月1, 諏訪 博則1, 梶原 秀夫2, 高橋 敬雄1
1新潟大学
2産業技術総合研究所
第14回環境化学討論会 (大阪 2005/6/16)
概要
新潟県下越地方に位置する鳥屋野潟の底質と、そこに生息する魚類(フナ、コイ、バス)中のダイオキシン類(PCDD/DFs)とPCBの濃度を測定した。生物底質濃縮係数(BSAF)は全ての魚種においてPCBの方がPCDD/DFsのものより高く、PCDD/DFs内では2,3,7,8体のBSAFの方が非2,3,7,8体のそれより高かった。オクタノール−水分配係数(Kow)が6後半から8弱を示す同族体のBSAFが高い傾向があった。
キーワード
ダイオキシン、PCP,CNP,水田、土壌、底質、物質収支、残存、起源解析