"環境政策としての自発的アプローチ−有害大気汚染物質の自主管理計画はなぜ成功したのか−

岸本 充生

産業技術総合研究所

環境経済・政策学会2004年大会 (広島大学 2004/9/26)


概要

有害大気汚染物質の自主管理計画は,1997〜1999年度に第1期,2001〜2003年度に第2期が実施された.本研究では,この制度の成立過程を文献調査やインタビューによって明らかにするとともに,環境政策としてみた場合の評価を行った.

その際,環境改善効果,経済効率性,行政費用という3点から詳細に検討した.特に,自発的に立てられた目標値の根拠,目標値を超えた排出削減を達成した動機について焦点を当てた.

キーワード

有害大気汚染物質、自主管理計画、環境政策、費用効果分析、経済効率性


化学物質リスク管理研究センター

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