"メソ気象数値モデルに基づく年平均濃度の簡易予測手法"
吉門 洋1, 中野 俊夫2
1産業技術総合研究所
2日本気象協会第43回大気環境学会年会 (東京都府中市 2002/9/12)
概要
平成11年度より検討を進めてきた気象分類の方法と各分類の代表日の選定方法を用いて、メソ気象数値モデルANEMOSによる関東地域のNOxシミュレーションを行ってみた。
輸送シミュレーションはラグランジュ法とオイラー法の両方によって試算した。いずれも実測年平均濃度との比較で相関係数0.8前後の良好な結果が得られたが、若干オイラー法の方がまさっていた。
キーワード
メソ気象モデル、長期平均大気濃度、オイラー型汚染輸送モデル、ラグランジュ型汚染輸送モデル、大気汚染シミュレーション