"曝露・リスク評価大気拡散モデル(AIST-ADMER)の開発

東野 晴行1, 北林 興二2, 三田 和哲1, 井上 和也1, 米澤 義堯1, 中西 準子1

1産業技術総合研究所
2工学院大学

第43回大気環境学会年会 (東京都府中市 2002/9/12)


概要

曝露・リスク評価大気拡散モデル(Atmospheric Dispersion Model for Exposure and Risk assessment) の開発を行った。このモデルには,グリッド発生源を推定する機能,濃度及び沈着量の時空間分布を推定する機能,曝露人口分布の計算のように推定濃度を解析する機能などが含まれる。

パッケージソフト化を行ったことにより,シミュレーションモデルの専門家だけでなく,リスク評価に携わる研究者や評価者,さらに国や自治体などの行政担当者や企業においても簡便に使用することができるようになり,化学物質のリスク評価とくに時空間分布を考慮したリスク評価が進展することが期待できる。

キーワード

曝露,リスク,大気拡散,モデル,ソフトウェア


化学物質リスク管理研究センター

独立行政法人 産業業技術総合研究所