中西準子論文一覧(50-1)
学術論文等の名称 | 発行又は 発表の年月 | 発表雑誌等又は発表学会等の名称◎は査読有り | 概 要 | ||
50 | 都市化と水環境 | 単著 | 1985年 | 都市問題 第76巻第8号 | 都市化により、水環境がどのように変化していくかを、都市の保有水量という視点から追跡した。特に、雨水処理が、ただ、不要な水を捨てるという観点だけから行われると、都市環境は砂漠化してしまうこと、雨水の涵養も重要であることを指摘した。このことは、雨水排除目的の下水道計画の見直しを迫っている。(15-26頁) |
49 | 除草剤 | による 環境 汚染共著 | 1984 年 | 第 学会 年 講 | 39 回 土木[共著者]中西準子、 浅 健二 | 井
48 | 14Cを用いたLASの活性汚泥による分解性の研究 | 共著 | 1983年 | 衛生工学研究論文集 第19巻◎ | ベンゼン骨格に、14Cを含むLASを使って、活性汚泥により、ベンゼン環が解裂することを示した研究。LA側鎖は分解するが、ベンゼン骨格は分解されないと言うのが当時の通説であった。この論文は、この議論に終止符を打つ、あざやかな結果であった。この研究によって、側鎖とベンゼン環の反応速度の違いなど、LASの分解メカニズムが明らかにされた。(207-214頁)[共著者]楠井隆史、中西準子、北村充成 |
47 | 都市の変化と下水道計画 | 単著 | 1983年 | 都市問題 第74巻第10号 | 都市の歴史的な変化、或いは人口の変化を考慮した時、どういう下水道計画を作るのがいいかを論じた論文。まず、英国の歴史的な変遷と下水道の変化について報告し、つぎに、変化に対応しようとする余り、下水道計画が過大になる例が多いことを指摘した。これのいくつかの例に触れた。では、将来の人口の膨張、或いは、工業の見通しが不明確な状況で、℃のような下水道計画をたてるべきか(都市の変化に対応するための手法)についての方法論を述べた。(3-15頁) |
46 | 活性汚泥における直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)の浄化機構 | 共著 | 1982年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第18巻◎ | LASの活性汚泥(下水処理過程)による反応の機構を追跡した。汚泥吸着体の量、グルーピングされた反応中間体の定量により、反応機構を推定した。吸着はFreundlich式に従うことが分かったが、吸着量と総括速度との関係は必ずしも、明らかにはならなかった。分析手法の高度化が必要。(66-71頁)[共著者]楠井隆史、高橋康夫、中西準子 |
45 | 下水道事業の財政悪化とその対策 | 単著 | 1982年 | 都市問題 第73巻第5号 | 1.下水道財政の現状、2.東京都におけるケーススタディー、3.駒ヶ根市におけるケーススタディ、4.建設費と下水道システム、5.建設費の負担区分などについて、論を展開した。(63-77頁) |
44 | 湖沼保全と下水道 | 単著 | 1981年 | ジュリスト 1981年9月15日号 | 霞ヶ浦の富栄養化の機構、発生源解析の結果から、湖沼保全のための下水道のあり方を論じた。特に、富栄養化の原因物質の多くが、面源であることから、下水処理だけでは対応できないことを指摘した。(90-95頁) |
43 | 英米と日本の下水道 | 単著 | 1981年 | ジュリスト増刊総合特集「現代の水問題」 第23号 | 英国の下水道施設を2週間現地調査し、さらにいくつかの、公刊されている資料を使って、英国の下水道の実態を報告した。併せて、米国の下水道の実状も報告。主として、小規模下水道の普及率、管理の方法に重点をおいて紹介した。従来の欧米の下水道の紹介は、大規模下水処理場中心であり、小規模下水道の紹介はなかった。(92-96頁) |
42 | 現場にみる下水道の不経済学 | 単著 | 1981年 | エコノミスト 1981年3月17日号 | 我が国の下水道の経済効率が低く、このままでは、21世紀初頭でも人口の2分の1しか、下水道整備区域に住めないことを指摘した。独自に、下水道の経済性を表現する指標を提案した。下水道の経済性を、低下させている要因の一番大きなものは、過大設計と、流域下水道であることを、実証的に示した。そして、対案を提示した。この論文は、大きな波紋を呼び、衆議院、参議院の建設委員会で取り上げられた。(58-77頁) |
41 | 活性 | 汚泥 による アミノ酸 の 除去 と 蓄積共著 | 1980年 | 土木学会 | [共著者]河崎哲久、中西準子、楠井隆史、益永茂樹 |
40 | 下水処理と下水道システム | 単著 | 1980年10月 | 現代化学 | 下水処理の仕組みを、負荷の収支で示した。リン除去のための三次処理の事例や、欧州の下水処理の事例なども示した。下水処理と下水道システムは、相互に強く関連しているが、同じではないことに注意を喚起した。下水道シスが、下水処理と同等に論じられている傾向がある。(35-40頁) |
39 | 水道水 | に 由来 する 重金属 量 の 研究共著 | 1980年9月 | 土木 学術 講演会 講演 概要 集 | 学会 第 35 回 年次[共著者] 横井 秋 、中西準子、 井口 潔 | 武
38 | 下水汚泥加熱処理の反応機構について(第3報) | 共著 | 1980年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第16巻◎ | 汚泥処理方法の一つである、湿式酸化法の機構を調べる研究の一つ。ここでは、セルロース、でんぷん、カゼインを原料にして、機構解明を行った。生成物は、ゲル濾過法を用いて解析した。極めて容易に溶解化がおきる。(89-94頁)[共著者]中西準子、高橋敬雄 |
37 | 活性汚泥における糖除去と汚泥中蓄積物 | 共著 | 1980年 | 土木学会論文報告集 第304号◎ | 活性汚泥により糖類を処理した場合の浄化機構を汚泥の糖蓄積を指標として解析し、モデル化した。(91-93頁)[共著者]益永茂樹、中西準子、楠井隆史、河崎哲久 |
36 | 下水道法制の総合的検討 | 共著 | 1980年 | 法律時報 第52巻第9号 | 共著者は、いずれも弁護士。下水道法研究会を、2年間にわたって主宰し、そこで、下水道法改正案を作成した。その改正案の基本的な内容を、ここで提示した。改正を必要とする背景、趣旨などについての解説を加えた。他の公害規制法との整合性についても、論じた。1.何故、下水道の法体系を問題とするか、2.下水道法と水質汚濁防止法、3.工場排水と下水道法、4.下水道と地方自治法244条、5.下水道と都市計画法、70-84頁[共著者]中西準子、猪狩庸祐、丸井英弘、吉田健、在間正史 |
35 | 下水道と都市行政 | 単著 | 1980年 | 地方自治研修、1980年1月号 | 副題は「行政の理念と方法」。主として、下水道と法律、廃棄物と法律との関係を論じた論文。法律の解釈と運用についても言及。自治体が、独自の下水道計画をもつ場合の、法律との関係など。68-72頁 |
34 | 活性 糖 蓄積 物 の 挙動 | 汚泥 中共著 | 1979年10月 | 土木 学術 講演会 講演 概要 集 | 学会 第 34 回 年次[共著者]楠井隆史、中西準子、益永茂樹、 河崎 | 哲 久
33 | 下水汚泥加熱処理の反応機構について(第2報) | 共著 | 1979年10月 | 土木 学術 講演会 講演 概要 集 | 学会 第 34 回 年次[共著者]中西準子、 高橋 | 敬 雄
32 | 農業用 の 重金属 量 | 有機 資材 中共著 | 1979年 | 土木 学術 講演会 講演 概要 集 | 学会 第 34 回 年次[共著者]中西準子、 高橋 、 冨田 慎二 、 北村 充 成 | 敬 雄
31 | 活性汚泥法と汚泥中蓄積物(その4)− 糖類 | −共著 | 1979年 | 第 | 16 回 下水道 研究 発表会 講演 集[共著者]中西準子、益永茂樹、 楠井 史 、 河崎 哲 久 | 隆
30 | 活性汚泥の培養方式と汚泥中糖蓄積の挙動 | 共著 | 1979年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第16巻 ◎ | 連続とバッチ方式で培養した活性汚泥は糖類除去と汚泥中蓄積の挙動において相違することを報告し、その理由を論じた。(43-48頁)[共著者]益永茂樹、楠井隆史、河崎哲久、中西準子 |
29 | 下水道への影響からみた工場排水の分類 | 共著 | 1979年 | 公害研究 第8巻第3号 | 下水道と工場排水の問題について、一般的な問題を指摘した。そして、横浜市内主要工場の、工程内排水調査を基に、工場独自の処理の方が効率がいいことが多いことを指摘した。しかし、日本中が一律の方針を持つより、下水処理場の能力や目的に応じて、工場排水問題を解決することが望ましい。その意志決定のための仕組みとして、工場排水の分類を行い、提案した。工程毎の負荷の詳細を、資料として添付した。(24-38頁)[共著者]益永茂樹、中西準子、杉渕武、大橋正彦 |
28 | 流域下水道の問題点 | 単著 | 1979年 | ジュリスト増刊総合特集「公害総点検と環境問題の行方」 第15号 | 流域下水道の問題点の指摘、現状での方針変更が可能であることの指摘172-175頁 |
27 | 工場排水の分類−下水道への受け入れに関して− | 単著 | 1979年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第15巻◎ | 横浜市にある代表的な17工場についての、工場内の生産工程、と排水の調査を行い、発生負荷を、生産量と関連づけた。このデータは貴重で、便覧等に採録されている。その調査結果を基に、下水道へ受け入れるか否かを決定する場合の、判断基準を提供する、工場排水分類法を提案した。(76−81頁)[共著者]中西準子、益永茂樹、杉渕武 |
26 | 活性汚泥法と汚泥中蓄積物(その3)−ABS− | 共著 | 1978年9月 | 土木 学術 講演会 講演 概要 集 | 学会 第 33 回 年次[共著者]益永茂樹、 楠井 史 、 河崎 哲 久 、中西準子 | 隆
25 | 活性汚泥法と汚泥中蓄積物(その2)− 染料 | −共著 | 1978年9月 | 土木 学術 講演会 講演 概要 集 | 学会 第 33 回 年次[共著者]益永茂樹、 楠井 史 、中西準子 | 隆
24 | ライン河と下水道 | 共著 | 1978 年 | 公害研究 第7巻第4号 | ライン河流域の下水処理場や浄水場の見学、そこでの聞きとり、持ち帰った下水汚泥の分析結果を基に、ライン川流域の下水処理の実態と問題点を指摘した論文。当時、欧州は進んでいる、見倣えという風潮だったが、それに警鐘をならすことになった。我が国には、後進luckとも言える、いい条件があることも指摘。(58-65頁)[共著者]中西準子、高橋敬雄、益永茂樹、楠井隆史 |
23 | 降雨 | と 霞ヶ浦 の 水質共著 | 1978 年 | 第 | 15 回 下水道 研究 発表会 講演 集[共著者]中西準子、 味 俊 、 北村 充 成 、 大橋 正 彦 | 埜
22 | 下水汚泥加熱処理の反応機構について(第1報) | 共著 | 1977年10月 | 第14回下水協 | [共著者]中西準子、 高橋 、 高橋 哲 也 、 細野 雄一 | 敬 雄
21 | 活性汚泥法と汚泥中蓄積物(その1)−グルコースと染料− | 共著 | 1977年10月 | 第14回下水協 | [共著者]中西準子、益永茂樹、杉渕武、坂口光一 |
20 | 下水処理場の機能解析(その2) | 共著 | 1977年 | 衛生工学研究討論会論文集 第13巻◎ | 下水処理過程での詳細な物質収支を追跡し、汚泥処理系からのもどり負荷が、水処理性能に大きな負の影響を与えていることを、有機物、窒素、リン、固形分などで示した。汚泥処理について、新しい考え方が必要であることを指摘した。併せて、下水処理場の機能調査の方法についても、ひとつのモデルを示した。(95-100頁)[共著者]中西準子、高橋敬雄、高橋哲也、細野雄一 |
19 | 現行下水道方式の批判と対案−藤沢市を例として− | 共著 | 1977年 | 公害研究 第7巻第1号 | 藤沢市の下水道計画の見直し案の基礎となった論文。最適な下水道計画をえらぶために、河川の水収支、工場廃水の処理、汚泥処理、規模と経済性などの検討が行われた。市内の工場廃水についての詳細な実態調査や、全国の下水処理場へのアンケート調査などを踏まえて、検討が行われた。(34-47頁)[共著者]中西準子、杉渕武、益永茂樹、大橋正彦、林秀樹 |
18 | 水質汚濁の現況と問題点 | 単著 | 1976年 | 国民経済 第135号 | 水質汚染の事例を具体的に見ながら、種々の規制方法の得失を検討した。37-58頁 |
17 | 鹿島コンビナートの環境と事前評価 | 共著 | 1976年 | 公害研究 第6巻第2号 | 鹿島コンビナート開発に際して行われた事前影響評価と、その後の環境影響とを比較して、事前評価問題を指摘した。検証に用いられたモニタリングデータの一部は、行政機関の行ったものであるが、一部は我々自身の測定結果である。この種の、事前評価検証研究は極めて希である。(53-65頁)[共著者]中西準子、杉淵武、浜田弘 |
16 | 霞ヶ浦の取水計画と富栄養化 | 単著 | 1976年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第12巻 ◎ | 霞ヶ浦の10年に及ぶ水質調査を基に、富栄養化の機構を推定した。底質中のリンの溶出が富栄養化の引き金になるというメカニズムを提出した。この当時は、誰も気づいていない側面であった。富栄養化と取水計画との関連考察した。48-53頁 |
15 | 汚泥処理による三次処理−三次処理への新しいアプローチ | 共著 | 1976年 | 公害と対策 第12巻第7号 | 下水処理場における物質のながれの研究から、汚泥処理による負荷が三次処理を必要とさせている現実を明らかにした。むしろ、汚泥処理を見直すことにより三次処理は不要になることを指摘した。湿式酸化法の汚泥処理をすれば、リンについての三次処理は不要となるなどの、いくつかの技術オプションを提示。(pp.818-822)[共著者]中西準子、高橋敬雄 |
14 | カナダ・インディアン水銀中毒事件、汚染源と経路 | 単著 | 1976年 | 公害研究 第5巻3号 | カナダにおける水銀汚染の一般的な様相と、オンタリオの汚染地区を比較した。そして、オンタリオ汚染区の特徴を抽出し、汚染源の推定を行った。19−26頁 |
13 | The Cause and Channels of Mercury Pollution in Western Ontario | 単著 | 1975年 | Science for Better Environment--Proceedings of the International Congress on the Human Environment | 現地調査と文献調査に基づく、カナダオンタリオ地区の水銀汚染の原因と汚染経路。汚染源と汚染経路の特定に成功。pp.876-880 |
12 | 三次処理の行方 | 単著 | 1974年 | 公害研究 第4巻第2号 | 下水道における三次処理の必要性はあるが、現在採用されつつあるシステムが、技術の合理性を欠くものであることを示した。60-70頁 |
11 | 流域下水道の問題点 | 共著 | 1973年 | 公害研究 第3巻第2号 | 流域下水道という巨大下水道システムの問題点を、環境影響、技術理念、経済性の面から考察し、批判した。54-63頁[共著者]中西準子、仁井正夫、若山秀夫 |
10 | Some Problems on the Joint Treatment of Industrial Wastes and Sewage in the Ukima Treatment Plant | 共著 | 1973年 | Water Research, Vol.7◎ | 浮間下水処理場の機能調査と、工場廃水との混合処理の問題点の指摘。経済的考察も行われた。(pp.357-384)[共著者]近藤準子、国包章一、栗阪伸生、佐藤和明、武田徹夫、羽根章、浜田隆治、前田正博、山田雅雄、小林一、山下眞悟 |
9 | 田子の浦港水域の水質基準についての一考察 | 単著 | 1972年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第8巻 ◎ | 田子の浦港の環境基準値が決められ、それを基にして、廃水基準値決定された。操作過程で用いられたモデル、測定値の統計処理に多くの問題点があることを指摘した論文。政治的な意味も大きかったために、査読委員会で何回も問題にされた。しかし、最終的には認められた。123-130頁 |
8 | 下水処理場の機能解析 | 共著 | 1972年 | 科学 第42巻第5号 | 東京都小台下水処理場での、特に重金属の挙動に注目した調査。この研究で、下水処理場での重金属の収支が明らかにされた。この研究で、汚泥中に含まれる水銀が、焼却過程で95%も大気揮散することがはじめて明らかにされた。271-278頁[共著者]近藤準子、岡沢和好、浜田隆治 |
7 | 浮間処理場批判 | 共著 | 1971年 | 公害研究 第1巻第1号 | 工場廃水と家庭下水との混合共同処理場のモデルとして作られた浮間下水処理上の機能解析を行い、混合処理の問題点を明らかにした。この論文の指摘のために、浮間下水処理場は廃止された。その後の日本の下水道計画に大きな影響を与えた論文。(17-31頁)[共著者]近藤準子、他10名 |
6 | 湿式酸化法の研究(第2報) | 単著 | 1971年 | 衛生工学研究討論会講演論文集 第7巻 ◎ | 湿式酸化法の機能に関する続報。工場廃水に起因するシアン、重金属含まれる場合の機能についての研究。62-70頁 |
5 | 湿式酸化法の基礎研究 | 共著 | 1970年 | 衛生工学研究討論会講演論文集(衛生工学研究論文集の前身)第6巻 ◎ | 汚泥処理の新しい処理方式である、湿式酸化法に関する機能や性能に関する研究。特にリン処理に有効であることを発見。(18-27頁)[共著者]近藤準子、斉藤隆 |
4 | 衛生工学者のための水質学(1) から(13) (1)と(3)欠 | 共著 | 1968年から1970年 | 用水と廃水(中西準子が単独で書いた号は以下のとおり)10巻3号10巻7号10巻11号11巻6号12巻2号12巻5号 | 水道水、下水、環境水の水質指標とその意味、試験法、使い方の問題解説した。ただ、単に従来ある説の解説はなく、水質と言うものに対する新しい解釈を提起した。また、現状の試験法の欠陥などを、自己の実験結果に基づき指摘した。ここでの指摘点が、JISの解説に引用されるなど、大きな影響を与えた。8−14頁1−9頁24−31頁20−29頁10−20頁18−26頁[共著者]徳平淳、宇井純、市川新、近藤準子 |
3 | A Study of the Surface Heterogeneity of Nickel Oxide Catalysts by the Flash Desorption Method | 共著 | 1967年 | Bulletin of the Chemical Society of Japan◎ | 熱脱理法で、酸化ニッケル触媒の不均一構造を明らかにした。大きく二種類の活性点があることを示した。それらの上での酸化反応は、異なる機構で進行することを見つけた。不均一構造を制御することにより、触媒反応を制御できる可能性を示唆した。(1040-1044頁)[共著者]近藤準子、内島俊雄、米田幸夫 |
2 | A Correlation of Catalytic Activity for the Oxidation of Carbon Monoxide and the Adsorption of Carbon Monoxide | 共著 | 1966年 | Bulletin of the Chemical Society of Japan ◎ | 反応中の触媒酸化ニッケル上での一酸化炭素の吸着状態を推定し、それと、二酸化炭素生成速度とが関連することを示した。(2781-2782頁)[共著者]近藤準子(近藤は、中西の旧姓)、内島俊雄、米田幸夫 |
1 | A Study of the Mechanism of the Water Gas Shift Reaction on an Iron Oxide Catalyst Using a Chromatographic Technique | 共著 | 1963 年 | Trans. Faraday Soc.59巻 ◎ | 酸化鉄触媒上での、水性ガス転換反応の反応機構を推定した。反応中の触媒上での吸着状態を知るために、ガスクロマトグラフの原理を応用した点が新しい。1470-1476頁。[共著者]中西準子、田丸謙二 |