中西準子論文一覧(150-101)
学術論文等の名称 | 発行又は 発表の年月 | 発表雑誌等又は発表学会等の名称◎は査読有り | 概 要 | ||
150 | Dioxins-from the Risk Assessment Perspectives | 単著 | 1998年1月 | Proceedings of the 1st International Workshop on Risk Evaluation and Management of Chemicals | 可能な範囲でダイオキシンが人の健康に与えるリスクを評価した。pp.82-91 |
149 | Origin Estimation of Dioxins in Japanese Environment Using Multivariate Statistical Methods | 共 著 | 1998年1月 | Proceedings of the 1st International Workshop on Risk Evaluation and Management of Chemicals | 関東地方の底質・土壌中のダイオキシン類について分析し、その起源を推定する。(pp59-66)[共著者]桜井健郎、鈴木規之、益永茂樹、中西準子 |
148 | Pursuit of a Chemical Management Principle-Establishment of a Scientific Framework for the Management of Toxicity of Chemicals based on Environmental Risk-Benefit Analysis | 単著 | 1998年1月 | Proceedings of the 1st International Workshop on Risk Evaluation and Management of Chemicals | 緊急の課題は、リスク・ベネフィット解析を行うための人の健康リスクと生態リスク評価方法の確立である。(pp1-6) |
147 | The Present Mercury Contents of Scalp Hair and Clinical Symptoms in Inhabitants of the Minamata Area | 共著 | 1998年 | Environmental Research, Section A, 77 ◎ | 水俣市の対岸にある、御所浦地区の住民の毛髪中水銀値の調査(その結果の報告)を踏まえた、水俣の毛髪中水銀値と臨床所見。(pp.160-164)[共著者]原田正純、中西準子、小沼晋、大野浩一、他6名 |
146 | 内分泌攪乱物質−リスク論考− | 単著 | 1998年 | 環境管理 第34巻第11号 | 内分泌攪乱という性質は、これまでの化学物質の毒性評価にはなく、多くの人に不安を引き起こしているが、こういう場合こそ、リスクマネジメント的なアプローチが必要である。優秀論文賞。pp.28-36 |
145 | Integrated method for evaluating the cancer and noncancer risks due to pesticides | 共著 | 1998年 | Reviews in Toxicology Vol. 2[1-4] ◎ | 1960年代から1990年代まで、30年間のわが国の農薬の使用に伴う、リスクの変遷の評価。(pp.11-16)[共著者]中西準子、蒲生昌志 |
144 | Risk/benefit analysis of prohibition of the mercury electrode process in caustic soda production. | 共著 | 1998年 | Environmental Engineering and Policy, Vol.1, No.1◎ | カセイソーダ製造工程の水銀電解法禁止措置の、リスクベネフィット解析結果。このような急激な意志決定は、不合理な結果を生むことを立証した。(pp.3-9)[共著者]中西準子、岡敏弘、蒲生昌志 |
143 | Model Simulation of environmental profile transformation and fate of polychlorinated dibenzofurans by the multimedia environmental fate model | 共著 | 1998年 | Chemosphere, Vol.37 [9-12]◎ | 異性体毎の反応やfateの違いを考慮して、fate modelを構築し、ダイオキシン類の環境中の濃度を予測した。pp. 2239-2250[共著者]鈴木規之、安田正志、桜井健郎、中西準子 |
142 | Origin attribution of polychlorinated dibenzo-p-dioxins and dibenzofurans in sediment and soil from a Japanese freshwater lake area through congener-specific data analysis | 共著 | 1998年 | Chemosphere, Vol.37 [9-12]◎ | 霞ヶ浦流域におけるダイオキシン汚染を詳細な異性体分析により解析し、主たる汚染源が2種の農薬と燃焼であることを示した。(pp. 2211-2224)[共著者]桜井健郎、鈴木規之、益永茂樹、中西準子 |
141 | 補食−被食関係を考慮した生態リスク評価モデル | 共著 | 1998年 | 環境科学会誌 第11巻第2号 | 補食−被食関係、種間の生存競争を考慮した食物連鎖モデルを構築し、さらに、化学物質の影響によって、生物量の変化をシミュレーションし、生物量減少リスクを推算する手法を開発した。pp.199-202[共著者]宮本健一、松永猛裕、飯田光明、藤原修三、益永茂樹、中西準子、Steven M.Bartell |
140 | Mass Balance of Dioxins in Tokyo Bay and Kasumigaura Lake Basin in Japan | 共著 | 1998年 | Organohalogen Compounds,39◎ | 東京湾と霞ヶ浦の両流域における環境調査結果に基づいて、過去35年間のダイオキシン類の負荷量と水圏堆積物中の現存量を推定し、その由来別の収支を考慮した。(pp.81-84)[共著者]益永茂樹、桜井健郎、小倉勇、中西準子 |
139 | 東京湾と霞ヶ浦流域におけるダイオキシン類の収支 | 共著 | 1998年 | 横浜国立大学環境科学研究センター紀要 第 24巻第1号 | 東京湾と霞ヶ浦の底質中ダイオキシン類の詳細な異性体組成からその起源を推定し、過去40年間における流域のダイオキシン類の収支を解明した。(pp.1-10)[共著者]益永茂樹、桜井健郎、中西準子 |
138 | 生態学モデルの生態リスク分析への適用−外挿法と生活史感度解析の効用 | 共著 | 1998年 | 水環境学会誌 第21巻第9号◎ | 生活史のいくつかの段階で測定された慢性毒性データを評価する際に応用できる理論生態学的解析方法を総説し、報告した。(pp. 616-623)[共著者]田中嘉成、中西準子 |
137 | 慢性毒性の生命表評価法と生態リスク分析 | 共著 | 1998年 | 水環境学会誌 第21巻第9号◎ | (pp. 589-595)[共著者]田中嘉成、中西準子 |
136 | Risk/benefit analysis of The Prohibition of Chlordane in JAPAN: An Estimate Based on Risk Assessment Integrating The Cancer Risk and The Noncancer Risk | 共著 | 1997年 | Japanese Journal of Risk Analysis Vol.8, No.2 | 白あり防除剤のクロルデンの禁止政策についての、リスクベネフィット解析。我々が発案した、発がんリスクと非がんリスクの統合的評価手法の応用事例。(pp.174-186)[担当部門]共同研究につき本人担当部分抽出不可能[共著者]岡敏弘、蒲生昌志、中西準子 |
135 | 化学物質の環境中動態および暴露推定モデルにおける不確実性の解析 | 共著 | 1997年 | 横浜国立大学環境科学研究センター紀要第23巻 | リスク評価においては、不確実性解析が重要である。ここでは、環境濃度予測、および曝露解析に、不確実性解析を適用した。(pp.145-160)[共著者]吉田喜久雄、石川玲子、中西準子 |
134 | 霞ヶ浦地域の堆積物、土壌、および生物試料中の塩素化ダイオキシンおよびダイベンゾフラン | 共著 | 1997年 | 横浜国立大学環境科学研究センター紀要第 23巻 | 霞ヶ浦流域で採取された堆積物、土壌、よび、生物試料中の詳細なダイオキシン類の異性体組成を報告した。(pp.1−12)[共著者]益永茂樹、桜井健夫、金鐘国、鈴木規之、中西準子 |
133 | 生物 | の絶滅確率に基づく環境リスクの評価単著 | 1997年 | 遺伝別冊9号 | 中西は、生態リスクを種の絶滅確率で評価することを提案してきた。その理論的な背景。(pp.126−131) |
132 | Polychlorinated dibenzo-p-dioxins and dibenzofurans in fish and shellfish samples from Tokyo Bay. | 共著 | 1997年 | Organohalogen Compounds 32◎ | 東京湾の魚類、貝類のダイキシン濃度と、その異性体分布特性についての調査報告。発生源についての考察を含む。pp.321−326[共著者]益永茂樹、金鐘国、鈴木規之、桜井健夫、中西準子 |
131 | Eutrophication in Japan. | 単著 | 1997年 | Water Report 96 | わが国の水域の富栄養化の現状、対策の問題点。(pp.11−14) |
130 | 環境リスク論入門(その12) | 共著 | 1997年 | 水情報 第17巻第3号 | ごみ焼却施設周辺でのダイオキシンへの曝露評価(pp.13−17)[共著者]中西準子、吉田喜久雄、杉浦美樹 |
129 | 環境リスク論入門(その11) | 共著 | 1997年 | 水情報 第17巻第2号 | 大気狭域モデル−竜ヶ崎のごみ焼却場を模す(pp.15-17)[共著者]中西準子、渡辺隆史 |
128 | 環境リスク論入門(その10) | 共著 | 1997年 | 水情報 第17巻第1号 | 米国リスク学会の報告−リスク研究の方向性を探る(pp.14-17)[共著者]中西準子、宮本健一、蒲生昌志 |
127 | 環境リスク論入門(その9) | 共著 | 1996年 | 水情報 第16巻第12号 | 平均値とワーストケース値との関係−USESを使う(pp.13-16)[共著者]中西準子、吉田喜久雄、内藤航 |
126 | 環境リスク論入門(その8) | 共著 | 1996年 | 水情報 第16巻第11号 | 環境濃度を知る(pp.14-17)[共著者]中西準子、吉田喜久雄、宮本健一、内藤航 |
125 | 環境リスク論入門(その7) | 共著 | 1996年 | 水情報 第16巻第10号 | 毒性データを入手する方法(pp.16-17)[共著者]中西準子、宮本健一、内藤航 |
124 | 環境リスク論入門(その6) | 単著 | 1996年 | 水情報 第16巻第9号 | 誰にでもできるリスク計算法の実践(pp.15-17) |
123 | 環境リスク論入門(その5) | 単著 | 1996年 | 水情報 第16巻第8号 | 横浜国大環境研のリスク研究への挑戦(pp.14-17) |
122 | 環境リスク論入門(その4) | 単著 | 1996年 | 水情報 第16巻第7号 | 環境対策の経済効率の評価(pp.13-15) |
121 | 環境リスク論入門(その3) | 単著 | 1996年 | 水情報 第16巻第6号 | リスク評価の尺度として損失余命の概念を導入し、現実に行われた政策の比較に用いる。(pp.16-17) |
120 | 環境リスク論入門(その2) | 単著 | 1996年 | 水情報 第16巻第5号 | 環境リスク論を理解するために、米国の発ガンリスク管理の実例集を紹介。(pp.16-17) |
119 | 環境リスク論入門(その1) | 単著 | 1996年 | 水情報 第16巻第4号 | リスク論は皆が様々な政策の決定プロセスに参加できるようにするための手段。(pp.14-17) |
118 | 環境リスクマネージメント | 単著 | 1996年 | 環境経済・環境政策のフロンティア | 環境リスクマネジメントで、見透さなければならない地平の範囲を論じた。pp.170〜177 |
117 | Application of Principal Component Analysis to Isomer-specific Data Matrix of PCDDs and PCDFs | 共著 | 1996年 | Organohalogen Compounds 28 ◎ | 霞ヶ浦流域で採取した堆積物と土壌についてダイオキシン類の異性体組成に主成分分析を応用することで、汚染源を解析することを試みた。(pp.314-319)[共著者]桜井健夫、鈴木規之、益永茂樹、中西準子 |
116 | Modeling the Profile Transformation of PCDDs and PCDFs in the Environment | 共著 | 1996年 | Organohalogen Compounds 28 ◎ | ダイオキシン異性体プロファイルの、違いを、反応速度、分配率、溶解度などの違いで説明した。(pp.16-19)[共著者]鈴木規之、安田正志、桜井健夫、中西準子 |
115 | Polychlorinated dibenzo-p-dioxins and dibenzofurans in sediment, soil, fish, and shrimp from a Japanese fresh water lake area | 共著 | 1996年 | Chemosphere, Vol.33, No.10◎ | 日本の淡水湖での、魚類やエビのダイオキシン濃度と、底質中ダイオキシン濃度との関係。発生源についての、考察も。pp.2007-2020[共著者]桜井健夫、金鐘国、鈴木規之、中西準子 |
114 | 霞ヶ浦の魚類およびエビ中のダイオキシン類の濃度と生物濃縮 | 共著 | 1996年 | 環境化学 第6巻第4号◎ | 霞ヶ浦の魚類、えび中のダイオキシンの濃度と、その濃度と底質中濃度との関係(濃縮率)、濃縮率の異性体による違いなどについての、報告と、解釈。541〜549頁[共著者]金鐘国、鈴木規之、益永茂樹、中西準子 |
113 | Aquatic Toxicity Emission from Tokyo: Wastewater measured using Marine luminescent Bacterium, Phosphoreum | 共著 | 1996年 | Water Science and Technology, Vol.33, No.6 ◎ | バイオアッセイで、東京湾に流入する排水の毒性を評価し、それぞれの寄与を求めた。(pp.121-128)[共著者]浅見真理、鈴木規之、中西準子 |
112 | 発がん性物質への暴露がもたらす発がんリスク損失余命による表現−生命表を用いた換算− | 共著 | 1996年 | 環境科学会誌 第9巻第1号◎ | 生命表を用いて、発がんリスクを、損失余命という尺度で評価する方法と、その結果。1発がんリスクは、12.6年の損失余命に相当するという結論となった。1〜8頁[共著者]蒲生昌志、岡敏弘、中西準子 |
111 | 大気汚染とリスクアセスメント | 単著 | 1996年 | 大気環境学会誌 第31号 | リスクアセスメントという手法を用いた時、大気汚染はどのような状況にあるのか。従来の公害との違いなど。A144-A153 |
110 | ブラジルアマゾン水域の採金による水銀汚染調査 | 共著 | 1995年 | 公衆衛生 第59巻第5号◎ | ブラジルアマゾン流域の水銀汚染についての、人の毛髪中水銀値の分析調査結果と診断の結果についての報告。pp.307〜311[共著者]原田正純、中西準子、小沼晋、大野浩一、赤木洋勝 |
109 | 環境リスクマネージメント | 単著 | 1995年 | ファルマシア 第31巻第3号 | 化学物質の環境影響を定量化することをリスク評価といい、その毒性をどのように制御していくかがリスクマネージメントである。(253〜257頁) |
108 | 環境リスクの評価と行政上の対応試論 | 単著 | 1995年 | 季刊環境研究 第98号 | 環境リスク評価が行政の政策立案に重要であることを述べ、つぎに、どのように政策に生かすか、いくつかの提案を行った。(pp.54〜59) |
107 | Some Problems of Ecotoxicity Regulations | 単著 | 1995年 | Water Report, 5(5) | 生態系保全が、環境政策の目標になっていない現状の指摘。(pp.1-2) |
106 | Transfer of Water Rights Should be Promoted | 単著 | 1995年 | Water Report, 5(2) | 社会の変化に伴う、水利権の移行の重要であることを述べた。水利権の移行がうまくいくケース、うまくいかないケースについて述べた。(pp.1-2) |
105 | CPと工程の変化 | 単著 | 1995年 | 化学工学 第59巻第8号 | 環境対策は、CP(クリーナプロダクション)であるべきだという主張。具体的に、どういう工程の変更がありうるかを論じた。(550-553頁) |
104 | Measurement of PCDDs and PCDFs in sediment samples from Lake Kasumigaura, Japan | 共著 | 1995年 | Organohalogen Compounds, vol.24◎ | 霞ヶ浦の底質中ダイオキシン濃度および、その異性体分布についての報告。pp.341-344[共著者]桜井健郎、鈴木規之、中西準子 |
103 | Levels of PCDDs and PCDFs in fish and shrimps from Lake Kasumigaura | 共著 | 1995年 | Organohalogen Compounds, Vol.24 ◎ | 霞ヶ浦で棲息する魚類、えび類のダイオキシン濃度と、その起源に関する考察。pp.313-317[共著者]金鐘国、桜井健郎、鈴木規之、中西準子 |
102 | 土壌微生物による1,1,1-トリクロロエタンの分解に関する研究 | 共著 | 1995年 | 環境化学 第5巻第1号◎ | 土壌中の揮発性有機塩素化合物の分解プロセスの解明。(31〜38頁)[担当部分]共同研究につき本人担当部分抽出不可能[共著者]金鐘国、鈴木規之、中西準子 |
101 | Brominated Analogues of MX(3-chloro-4-(dichloromethyl)-5-hydroxy-2(5H)-furanone) in Chlorinated Drinking Water | 共著 | 1995年 | Chemosphere, Vol.30, No.8◎ | 水道水中のMXを検出したこと、それが、水道水の全変異原性の2割程度の説明力があることを示した。(pp.1557-1564)[共著者]鈴木規之、中西準子 |