米国リスクアナリシス学会2007年年会において、蒲生昌志がベストポスター賞を受賞しました。受賞したポスターのタイトルは、"Use of exposure markers located downstream of the target organ may result in a misleading quantitative risk assessment"(標的臓器より下流にある暴露マーカーを用いると、間違った定量的なリスク評価になる)です。
−お知らせ−
●詳細リスク評価書シリーズ14:
アルコールエトキシレート(洗剤)
新エネルギー・産業技術総合開発機構
産総研 化学物質リスク管理研究センター[共編]
プロジェクトリーダー 中西準子
林 彬勒[共著]
丸善株式会社
A4版 279頁 定価3,045円
ISBN4-621-07920-4
◆学会発表(2007年11月-2008年1月)
■第55回日本生態学会福岡大会
福岡国際会議場、3月14-17日林 彬勒
・化学物質の管理政策のための生態リスク評価?手法および課題
■米国トキシコロジー学会2008年年次総会
米国ワシントン州シアトル、3月15-20日SOT 2008 Annual Meeting
March 15 to 20, Seattle, WA, USA小林憲弘、納屋聖人、遠藤茂寿、山本和弘、中西準子
・Comparative pulmonary toxicity study of 3 different primary-sized TiO2 particles in rats
納屋聖人、小林憲弘、遠藤茂寿、山本和弘、中西準子
・Comparative pulmonary toxicity study of 3 different dispersions of nano-TiO2 particles in rats
■第42回日本水環境学会年会
名古屋大学、3月19?21日石川百合子、東野晴行、川口智哉、白浜光央、東海明宏
・産総研?水系暴露解析モデル(AIST-SHANEL)の全国水系への拡張
林 彬勒、孟 耀斌、東海明宏
・PRTR法指定範囲のアルコールエトキシレートの生態リスクだけに着目した管理でよいか?
林 彬勒、山田千恵、孟 耀斌、東海明宏
・アルコールエトキシレート(AE)の詳細リスク評価
<編集後記>
特集では、創立以来のCRMの足跡をセンター長へのインタビューと年表で振り返りました。化学物質管理の科学的基盤と成り得るリスク評価書の策定と独自の評価手法の開発を同時に推進する中での研究員の葛藤と努力、そしてその努力を支えた周囲の支援と社会の変動。多くの成果を上げ、新たな活躍の場へ踏み出そうとしているCRMの姿を再認識していただけたかと存じます。
2002年9月の創刊以来、CRMの活動をお伝えしてきましたニュースレターもこの第22号を以って発行を終了いたします。これまでご愛読くださいました読者の皆様に心よりお礼申し上げますとともに、4月から始動する新組織での活動をこれからもご注目くださいますようお願い申し上げます。