新研究員紹介



荒川千夏子、リスク解析研究チーム 特別研究員: 東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程において、アンケート調査と生体試料中の化学物質の測定を研究の両輪として進め、化学物質の暴露によるヒトの生殖能力への影響に関する研究で学位を取得しました。これからはCRMの一員として、リスク評価研究の発展に貢献していきたいと思っています。


神谷貴文、リスク解析研究チーム、特別研究員: 横浜国立大学大学院博士課程では土壌汚染が土壌生態系に及ぼす影響について研究していました。それまでは修士課程では土壌物理を、また、環境コンサルタント会社では無機環境全般を対象として調査・研究を行ってきました。これまでに学んだ多くのことをCRMでの業務に役立てていきたいと考えています。


対馬孝治、生態リスク解析チーム 特別研究員: 東京農工大学大学院連合農学研究科において、河川水や地下水の硝酸態窒素の挙動に関する研究で学位を取得しました。昨年度まではつくば市内の土木研究所において安定同位体比を使った河川生態系に関する研究に従事していました。生態リスク解析チームで出来るだけ早く充実した研究生活を送れるように頑張っていきたいと思っています。


林 岳彦、生態リスク解析チーム 特別研究員: 現在まで、進化生態学の理論的研究を行ってきました。具体的には、東北大学の博士課程在籍時には「種分化」について、テネシー大学でのポスドク研究員としては「性的対立」についての理論的研究を行いました。CRMでは、自分にとって新しい分野である生態リスク解析を行うことになり楽しみにしております。


山本譲司、水圏環境評価チーム 特別研究員: 大学修了後、7年間民間企業で、環境コンサルティング業務に従事してきました。主に、海洋関係のアセスメントに係わり、数値モデルを用いた予測解析を行ってきました。その後、CRMの技術職員として、沿岸生態リスク評価モデルの作成補助を行い、この度、特別研究員として、評価ツールの開発等に従事することになりました。


化学物質リスク管理研究センター

独立行政法人 産業技術総合研究所