平成
17年度科学技術振興調整費

「ナノテクノロジーの社会受容促進に関する調査研究」

第5回ワークショップ

−ナノマテリアルのリスク管理手法に関する調査研究−

日時
  平成18年1月27日(金) 13:30−17:00
場所
  産業技術総合研究所 臨海副都心センター 本館4F 第1会議室および第2会議室
  〒135-0064 東京都江東区青海2-41-6
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主催
  (独)産業技術総合研究所 化学物質リスク管理研究センター
参加費
  無料
定員
  100名
申し込み方法
  ワークショップは終了しました。
 ナノ材料については,開発や応用が進められる一方で,必ずしも有害性や暴露に関する情報が十分でないために,きちんとしたリスク評価結果が得られていない状況にあります.ナノ材料によるリスクが顕在化するのを防ぎ,また,市民のリスクへの不安が実態と乖離して拡大するのを防ぐためには,リスク評価結果が未だ十分に得られない状況においても,現時点で考えられるリスク管理の方策を着実に実行していくことが必要です.その際,ナノ材料を扱う企業の自主的な取り組みの重要性は大きいものと考えられます.

 本ワークショップでは,必ずしもナノ材料のリスクの話にとらわれず,主に企業が自ら行うリスク管理という視点で,ナノ材料のリスク管理に対する示唆が期待できるような話題をいくつかご提供いたします.
13:00-13:30 受付
13:30-13:45 はじめに
「ナノ材料のリスク管理に関する課題」
蒲生 昌志
産業技術総合研究所 
化学物質リスク管理研究センター
13:45-14:15 「化粧品におけるリスク管理の現状と課題」 畠山 義朗
株式会社 資生堂
14:15-14:45 「医療機器分野におけるリスク管理の現状と課題」 内藤 正章
日本光電工業株式会社
14:45-15:15 「化学物質リスクに関する日本化学工業協会の取り組みと課題」 中田 三郎
日本化学工業協会
15:15-15:30 休憩
15:30-16:00 「化学物質の管理・規制における排出・暴露シナリオの重要性と課題」 内藤 航
産業技術総合研究所 
化学物質リスク管理研究センター
16:00-16:30 「ナノ材料の社会的管理に関する議論の動向:規制vs.自主管理」 岸本 充生
産業技術総合研究所 
化学物質リスク管理研究センター
16:30-17:00 「諸外国のレポートにみる企業に対する提言-ナノの社会的影響に関して−」 徂徠 正夫
三菱総合研究所
17:00 閉会
開催案内
プログラム
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