本研究グループでは、モアレ画像計測・超音波可視化・超高温評価などの研究開発を進めています。
2023年度は、職員6名・スタッフ2名・学生2名の総勢10名のメンバーで革新的計測評価技術開発を推進します。
モアレ法を用いたドローン空撮のたわみ計測や人工知能によるインフラ構造物の健全性評価への応用研究と社会実装を進めます。
時空解析やデジタルホログラフィ、超音波可視化技術による高精度な形状変位・欠陥検出技術を開発しています。
炭素繊維やCFRP等のカーボン材料の力学特性評価および超高温における材料特性評価手法の開発を進めます。

ABOUT US

私たちについて

国立研究開発法人産業技術総合研究所は、
我が国最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に
役立つ技術の創出とその実用化や、
革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」研究に注力しています。

本研究グループは、計量標準総合センターの分析計測標準研究部門に所属し、
モアレ画像・超音波などの光波計測技術や人工知能による非破壊評価に関する研究開発を行っています。

NEWS

  • 2024/01/15 プレス発表

    研究成果「ドローン空撮で100メートル先の数ミリメートルの変形を計測」が産総研プレス発表されました。

  • 2024/01/09 論文掲載

    ドローン空撮に関する研究成果がNature Communicationsに掲載されました。

  • 2023/08/10 受 賞

    李上級主研が可視化情報シンポジウムのアートコンテストの金賞を受賞しました。

  • 2022/08/25 受 賞

    李上級主研が日本実験力学会の実験力学高度専門術士の称号を授与しました。

  • 2021/12/03 受 賞

    岩下上級主研が炭素材料学会の2021年度 論文賞を受賞しました。

成果一覧

RESEARCH

研究開発
  • 全視野計測技術

    サンプリングモアレ法を利用した形状・変形計測技術の開発、ならびに構造物や材料の変位・振動計測を行い、インフラ構造物の健全性評価や材料設計などへ展開する。またデジタルホログラフィを利用したナノオーダーの形状変形計測システムを開発し、デバイスの熱変形計測などへの展開を図る。

  • 超音波可視化・異常検知技術

    レーザ超音波可視化技術を利用した非破壊検査システムの開発、ならびに実構造部材検査への適用拡大を図る。さらに非接触超音波システムの開発と人工知能技術を超音波画像解析に適用した欠陥自動検出技術の開発を行い、本検査システムの高度化を進める。

  • 炭素系材料の高温物性評価

    炭素繊維および工業用炭素材料の適用環境における特性評価を行うための計測装置および計測技術を開発する。その技術の普及および標準化のために、炭素系材料の力学的・超高温特性評価試験を実施し、材料の設計および製造技術に資する。

MEMBER

メンバー

超音波可視化・異常検知技術

  • グループ長

    豊川 弘之

    TOYOKAWA Hiroyuki
  • 主任研究員

    叶 嘉星

    YE Jiaxing

全視野計測技術

  • 上級主任研究員

    李 志遠

    RI Shien
  • 主任研究員

    夏 鵬

    NATSU Hou

炭素系材料の高温物性評価

  • 上級主任研究員

    岩下 哲雄

    IWASHITA Norio
  • 主任研究員

    永井 英幹

    NAGAI Hideki

スタッフ

  • アシスタント

    福田 恵子FUKUTA Keiko

  • テクニカル

    埜口 友里NOGUCHI Yuri


技術研修

  • 修士2年

    大内 潤仁OOUCHI Hiroto

  • 学 部 生

    吉上 東輝KICHIJOU Haruki


各メンバーへのご連絡は、
プロフィール下部の文字列の後に「@aist.go.jp」を追加してメールを送信してください。

ACCESS

アクセス

国立研究開発法人 
産業技術総合研究所 
分析計測標準研究部門 
非破壊計測研究グループ

〒305-8568 
茨城県つくば市梅園1-1-1 
中央第2事業所

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