カーマ

更新 2011/2/23

カーマ(K)は、光子や中性子のような電荷を持たない間接電離放射線によって、 物質の単位質量あたりから発生した電子やイオンなどの荷電粒子(直接電離放射線)の、 各発生時における運動エネルギーの総和に等しい量です。 着目している微小領域を占める物質の質量をdm、この領域内で発生した二次荷電粒子の初期運動エネルギーの総和をdEtrとすると、 



で定義されます。 カーマは放射線が作用する物質の種類に依存するので、対象とする物質が空気である場合は空気カーマ、 生体組織である場合は組織カーマなどのように物質名を冠して表記しています。 カーマの単位記号はJ/kgだが、放射線に関した業績で著名な学者Grayにちなんで特別の単位記号Gyが用いられています。 Gyは後述する吸収線量にも用いられることに注意が必要です。