生活機能ロボティクス研究グループ
Augmented Living Technology Research Group

お知らせ

●岡本招聘研究員と財務省主計局 大来志郎氏との対談が高齢者住宅新聞に掲載されました。
●泉主任研究員が第35回マイクロエレクトロニクスシンポジウム(MES2025) にてポスターアワードを受賞いたしました。

グループメンバー

顔写真
役職・名前
専門・担当分野
tanaka face
研究グループ長
田中 秀幸
高精度マーカ、環境構造化、ロボットビジョン、測位
(研究紹介 1)
kajitani face
主任研究員
梶谷 勇
支援技術の開発・評価と社会実装に関する研究、電動義手
(研究紹介 2)
主任研究員
関山 守
IoT、AAL、機能安全、標準化
(研究紹介 3)
ogata face
主任研究員
尾形 邦裕
人の身体や運動のモデル化とそれに基づく支援技術
(研究紹介 4)
Izumi face
主任研究員
泉 小波
横編み機を用いた「ウェアデバイス」作製技術に関する研究、印刷技術を用いた回路作製・核磁気共鳴装置開発
(研究紹介 5)
imamura face
主任研究員
今村 由芽子
動作支援技術とそのバイオメカニクス的解析
(研究紹介 6)
shinozaki face
研究員
篠﨑 真良
生体計測、生体計測用電子回路の設計・制御
(研究紹介 7)
後藤 face
研究員
後藤 大輔
フレキシブルセンサを用いた生体計測
(研究紹介 8)
今 face
研究員
今 笙羽
触覚センサ、機械学習
(研究紹介 9)
岡本 face
招聘研究員
岡本 茂雄
医療・介護・健康データの活用
鶴岡 face
テクニカルスタッフ
鶴岡 利至
横編機、無縫製横編み機のためのニットデザイン、および各種機能性ニット地の編成
戸塚 face
テクニカルスタッフ
戸塚 健一
福祉用具・介護ロボットの研究開発
テクニカルスタッフ
井原 昭典
都邉 face
テクニカルスタッフ
都邉 祥子
テクニカルスタッフ
髙橋 尚美
クレリカルスタッフ
津島 慶子

産学官制度来所者

顔写真
名前
専門・担当分野(役職)
生活支援ロボット・機器の開発と評価
(東京理科大学先進工学部機能デザイン工学科教授)
福祉ロボット
(早稲田大学大学院基幹理工学研究科教授)

ミッション

人々の生活機能の拡張やQOLの向上を目指し、介護現場や生産現場、日常生活などで人を支援する技術の研究開発を行っています。新たな計測原理に基づくセンサ技術やAIを活用した計測・解析技術の開発に加え、それらを統合した遠隔リハビリや歩行支援といった介入技術、介護Techやロボット介護機器の評価手法の構築、さらには介護サービスの質やIoT住宅の安全性に関する国際標準化にも取り組んでいます。また、インフラ監視やロボット制御等、人の生活に関わる幅広い分野への技術の応用も進めています。企業・大学・介護事業者・自治体との連携および実証実験を通じて、研究成果の早期の実用化と社会実装、少子高齢化に伴う複雑な社会課題の解決を目指します。

研究ドメイン・プロジェクト紹介

生活機能ロボティクス研究チームの研究ドメイン画像

研究紹介

1.レンズアレイによる可変モアレを用いた位置・姿勢・変位計測技術

マイクロレンズアレイと微細周期パターンの組合せにより生成した2種類の可変モアレ(LEAG、LAMS)を用い、単眼カメラで6自由度の位置・姿勢を計測する高精度マーカ、およびミクロンレベルの微小変位(並進・回転)を可視化・計測する変位センサを開発しました。2018年に創業したスタートアップ企業を通じ、ロボット制御や宇宙開発、各種計測システムへの応用を進めています。また、ドローンを用いたインフラ構造物の多点・長期モニタリングの実現に向け、変位センサの実用化の取り組みが進行中です。

(田中)

2.福祉・介護分野におけるテクノロジー実装研究

福祉・介護分野における新技術等の社会実装は、多様な因子が複雑に影響するために容易ではありません。開発者側のエビデンス構築のための評価計画の作成支援や、新技術導入時の実装戦略策定に向けた分析と、意思決定支援、実装アウトカム測定などを行っています。

<特にこんな方におすすめ>
• 福祉・介護分野での新技術等を活用したモノづくりを行う研究者
• 福祉・介護の現場で、新技術等を活用した課題解決を目指す実践者、研究者
• 評価計画作成でお困りの方

(梶谷)

3.スマートホーム内の連携システムに関する安全の国際標準化

各種センサ、IoT機器、スマート家電/住宅設備機器がホームネットワーク経由で接続・連携する場合の安全の指針について、2016年度よりIEC SyC AAL(自立生活支援)に国際標準として提案を実施している。居住者の状態/状況(年齢や障害の有無)によって住居内連携システムの許容リスクは変化する。連携システムによる生活支援、その許容リスクの考え方を複数の国内の関連業界団体の合意のもとで国際提案を実施している。

(関山)

4.高精度マーカ+〇〇

高精度基準マーカを利用した各種応用アプリを開発しています。 単一カメラで高精度な位置と姿勢を取得し、ロボットの制御や 人の移動・運動を簡易かつ高精度にデータ化できます。

 
  • <高精度マーカを使用>
  • Proposed Method: 大まかな動きはマニュアル操作、高精度位置決めはマーカによる自動化で効率と精度を両立
  • Only Manual Control: 同程度の精度を求める(ミリ精度)とオールマニュアルは時間がかかりすぎる
(尾形)

5."ウェアデバイス"実現のためのニットセンサに関する研究

衣服そのものがデバイスとして機能する「ウェアデバイス」の実現に向けて研究しています。 「ウェアデバイス」の理想は「センシング」+「介入」の両機能を有することですが、 まずは、「センシング」の機能を有する衣服として 「ニットセンサウェア」の研究を行っています。

(泉)
ニットセンサウェア ニットセンサの基本特性
(左)ニットセンサウェア(パンツ型)
(右)ニットセンサの基本特性(伸長率-抵抗値)

6.センサウェアとデジタルヒューマンモデルを活用した人の動作解析と機器評価・設計

導電糸を用いたニットセンサや各種センサウェア、デジタルヒューマンモデルを活用し、人の動作や身体状態の計測・解析に関する研究を行っています。センサウェアによって運動時の体表面変形を計測し、姿勢や動作の特徴を評価するとともに、日常環境における身体状態の把握を目指しています。また、実機計測とシミュレーションを組み合わせ、人と接触して機能する機器の評価や設計を支援する手法の開発にも取り組んでいます。

(今村)

7.センサを活用した身体の状態を捉える計測技術の研究開発

開発を進めているウェアラブルセンサ

人の手足など身体の端を流れる血液の状態は、光を使うことで、痛みを伴わずに測ることができます。私は、この光を使った計測技術を研究し、身体の端を流れる血液の滞りを簡単に把握する技術や、指先と物の接触状態を測る技術を開発してきました。また、これらのセンサ技術を活用し、脈拍など複数の身体の情報を効率的に測るウェアラブルセンサの研究開発にも取り組んでいます。

(篠﨑)

8.身体動作と生体情報の快適な計測を実現するセンサウェアの開発

(左)肩甲帯周辺の形状・動きを計測するセンサウェア
 (右)パンツに取り付けたニットのやわらかい電極

服を着るだけで身体の動きや生体状態を計測できるウェアラブルセンシング技術の研究を行っています。歪みセンサを多数実装したフレキシブル回路により肩甲帯周辺の動きを捉える技術や、タオルのような柔らかい布電極を用いた生体電位計測技術を開発しています。日常生活の中でも違和感なく長時間利用できる人間計測技術の実現を目指しています。

9.爪からの加振を用いた指腹部触覚センシング

触覚センサ

指腹を覆わずに指の接触状態を推定する触覚センサについて研究しています。 爪から指に加えた振動が接触によって変化することを利用し、機械学習で推定を行う手法です。繊細な指先作業に伴う触覚を取得し、遠隔地間で共有できる技術の実現を目指しています。

(今)

ホットな研究成果

原著論文

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