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ユニット紹介

世界的な燃料低炭素化の潮流の中、天然ガスは環境特性に優れた化石燃料であるため、先進諸国を始め世界的に消費が増加しています。わが国においても3.11以降は天然ガスの輸入量が増加し、その長期的な安定供給確保のための取り組みは喫緊の課題です。

近年、新たな天然ガス資源として期待されているメタンハイドレート資源の開発について、産総研はこれまで減圧生産手法を開発し、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構と共に、カナダ極域における陸上産出試験や2013年には世界最初の第1回海洋産出試験での実証を果たしてきました。今年は第2回海洋産出試験も計画されています。商業的生産のための技術整備に向けた研究開発を進めていきます。

本資源の商業的生産を実現するためには、生産性及び回収率を向上させること、安定な生産性を確保すること、高速かつ高精度な生産性・生産挙動予測技術を確立することが研究開発要件として明らかになってきました。

本プロジェクトユニットは、上記の要件を達成するための生産技術の開発およびハイドレートの機能を活用した省エネルギー技術開発に取り組み、持続的経済社会の発展にとって不可欠である環境特性の高いエネルギーの安定供給の確保と新たなエネルギー産業の創出に貢献します。

また、係る分野の研究者・技術者は絶対的に不足しており、技術開発後に遅滞なく商業化するための技術移転や人材育成を行う世界的な中核拠点としての役割を果たします。

2017年4月
メタンハイドレートプロジェクトユニット
代表 天満則夫

メタンハイドレートプロジェクトユニット組織図

MHPU組織図