「VIGMR-GSJ-CCOP 地中熱ワークショップ」2017年2月20日(月)開催のご報告
2017年2月20日(月)、ベトナム地球科学鉱物資源研究所(Vietnam Institute of Geosciences and Mineral Resources、以下VIGMR)において、地中熱ヒートポンプシステムに関するワークショップを開催しました。本ワークショップは、CCOP-GSJ 地下水プロジェクトPhase III のサブプロジェクト“Development of Renewable Energy for Ground-Source Heat Pump System in the CCOP Regions”の一環として実施されました。ベトナム側の参加者は、地質関係者のみならず、エネルギー関係の研究所、農業関係の省庁や研究所、大学など、幅広い領域から集まりました。日本からは、秋田大学・高島 勲名誉教授および産総研関係者4名が参加、合わせて44名の参加となりました。
ワークショップは、まず、Tran Tan Van氏(VIGMR所長)が開会挨拶を行いました。続いて、内田洋平(地中熱チーム 研究チーム長)が地中熱システムの概要および施工方法について発表を行いました。その後、Tran Trong Thang氏(VIGMR)がベトナムにおける地熱エネルギーのポテンシャルと地中熱システムの期待に関する発表を行い、Vu Ngoc Duc氏(Institute of Energy, Ministry of Industry and Trade, Vietnam)が、ベトナムにおけるエネルギー問題の現状と今後の展望に関する発表を行いました。
昼食後、2016年10月にVIGMRに設置した地中熱ヒートポンプシステムの現場を見学し、Tran Trong Thang氏より熱交換井の掘削方法や施工時における苦労話なども披露されました。見学の後、Arif Widiatmojo(地中熱チーム 研究員)が、地中熱システム計測データの解析方法について講義を行った後、既に解析済みのタイ・チュラロンコン大学の地中熱システムにおける測定データをテキストとして用い、各自がノートパソコンとマイクロソフト・エクセルを用いたデータ解析の実習を行いました。
今回のワークショップでは、ベトナム側の参加者は若手研究者の姿が多く見受けられ、ワークショップの終了後には、数名の若手参加者から地中熱ヒートポンプシステムに関する詳しい資料や文献を希望されるなど、ベトナムにおける再生可能エネルギーへの大きな期待を感じました。今回のベトナムにおける人的交流をきっかけとして、CCOP地中熱サブプロジェクトの農業分野への展開など、さらにプロジェクトを発展させていきたいと思います。
開催概要
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 9:00~12:00 |
|
| 12:00~13:30 |
|
| 9:00~12:00 |
|