光パスプロセッサ
本拠点が描く大規模なダイナミック光パスネットワークは、光スイッチで経路を切り替えるネットワークです。このため、ポート数の大きな大規模なマトリックススイッチや、波長によって経路を切り替える波長選択スイッチが必要となります。
大規模マトリックススイッチには、超小型化、低消費電力化が可能で電子回路とも高い親和性が期待されるシリコンフォトニクスと呼ばれる技術によるスイッチを開発しています。熱光学型のスイッチと電流注入型の高速のスイッチを㈱富士通研究所、日本電気㈱と連携して開発し、スイッチと光ファイバとの光接続やモジュール化を古河電気工業㈱と連携して進めています。波長選択スイッチでは、ガラス導波路によるAWGと呼ばれる分光器と液晶の位相変調素子を組み合わせた高機能の多ポートのスイッチを日立電線㈱と連携して開発を進めています。