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A-C
AKARI
情報通信研究機構が推進している将来のネットワークのアーキテクチャを設計するプロジェクト。新世代ネットワークへの道を明るく照らすという意味の名称。
G-I
GENI
The Global Envioroment for Network Innovation の略で、米国NSFがサポートするグローバルなネットワークのイノベーションを目指したプロジェクト。
J-L
JGN
Japan Gigabit Network の略で、情報通信研究機構が提供するネットワークの実験検証用テストベッド。
M-O
ODU:Optical Data Unit
光データ・ユニット。国際標準化機関ITU-Tで規定されたOTN(光伝送網)の伝送フレームの1つであり,多様なクライアント信号の収容が可能。
ODUクロスコネクト技術
光データ・ユニットの伝送チャネルを効率的に切り替える技術。
か
群速度分散
光ファイバを伝搬する光波の群速度が、光波の波長によって変化する現象。光信号の波形が歪むため伝送誤りの一因となる。
広域ストレージ技術
離れた場所に複数設置したストレージ装置を用いて、信頼性や性能の高い統合的なストレージシステムとして見せるシステム。
高性能特殊光ファイバ
光パラメトリック現象を効率的に引き起こすため、非線形係数と呼ばれるパラメータを通常の伝送用ファイバに比べて数十倍に高めた、光信号処理用の特殊な光ファイバ。
高速分散モニタ技術
光信号に対する群速度分散効果の蓄積量を高速かつリアルタイムでモニタする技術。
広帯域ストリーム信号
超高精細映像のリアルタイム通信を行う信号。映像などのファイルの転送が完了する前に、ファイルの再生を始めることが可能。
さ
サブウェーブレングスパス
1つの波長を複数のクライアント信号で共有しているパス。
資源管理技術
計算機、ネットワーク、ストレージなどのIT資源について、使用要求や利用状況などに基づき利用者への割当や設定等の管理を適切に行う技術。
次世代CDN
CDN(Contents Delivery Network)とは、コンテンツを最適に配信するためのネットワーク。次世代CDNではサーバーの負荷分散に加え、コンテンツ管理や配信結果分析などの機能拡充を検討中。
次世代ROADM技術
次世代に向けた再構成可能型光分岐挿入多重装置で、波長多重方式とパス管理の技術を組み合せて光伝送ネットワークを効率よく運用する技術。
シリコンフォトニクス
CMOS用SOIウエハを用いて作製する平面光回路を巡る技術。量産性と制御系のCMOS集積に大きな期待が寄せられている。
た
ダイナミックノード
さまざまな粒度の大容量情報に対応することのできる光パスを動的に取り扱うネットワークノード。
ダイナミック光パスネットワーク
大容量情報の送受信要求に対し光ネットワークをスイッチし、光パスを動的に確保するネットワーク。
多重化技術
複数の光信号を電気信号に変換することなく多重化し、回線当たりの信号多重度および帯域利用効率を向上する技術。
多粒度ノード技術
サブウェーブレングスパス、波長パス、ファイバパスに関連する切り替えを一元的に取り扱う通信ノード技術。
超高精細映像信号
次世代デジタルビデオフォーマットの一つ。画素数は、7680x4320で、現在の高精細地上デジタル放送の16倍。非圧縮リアルタイム伝送するためには、48Gbps以上の帯域が必要。
は
波長パス
光ファイバー中の光の波長に対応するパス。
ファイバパス(光パス)
光ファイバーで構成されるパス。
光トランスポート技術
光ネットワークは、光ノードと光トランスポート部で構成。光トランスポート技術は、光ノードでの切り替え機能を除いた光伝送技術。
光パスコンディショニング
ダイナミック光パスネットワークにおいて光パスの切り替えに対応し光パスの光伝送条件を整える(コンディショニングする)技術。
光パスプロセッサ
シリコン平面光回路により小型化された光パススイッチ。CMOS集積により自律制御型のモジュールを目指す。
光バックホール網
無線基地局から基幹網までを光ファイバを用いて接続するネットワーク。
光パラメトリック可変分散補償技術
産総研提案による、光ファイバ中のパラメトリック現象(光カー効果)に基づく分散補償技術。従来方式では不可能な広い帯域での高速動作が可能。
光メッシュネットワーク
分散配置したノードを多方路に渡って相互接続したトポロジーのネットワーク。2つのノードをつなぐ経路を複数確保できる。
偏波モード分散
光ファイバを伝搬する光波の導波モードは、直交する二つの偏波モードの合成により記述できるが、長尺ファイバの不均一性などによって、出力端でモード間に到達時間の差が生じ、結果として波形が歪む現象。