フォトニクスシステム研究チーム

研究目標
フォトニクスシステム研究チームは、光集積回路技術、実装・制御技術、量子光技術に渡る幅広いレイヤの革新的フォトニクスシステムの研究開発に取り組みます。シリコンフォトニクスをプラットフォームとした新しい集積光デバイス・実装制御技術をユーザ側の視点から研究開発すると同時に、他のチームと連携してこれらを活用した新しい光伝送・量子光技術を実証するなど、レイヤ間の垂直連携にも取り組みます。シリコンフォトニクスコンソーシアムなどの橋渡し活動に加え、様々な公的・民間プロジェクトの下での独自技術の高度化を通じて、次世代技術の創成、イノベーションの推進、およびエコシステムの構築をめざします。また、フォトニクスシステムの次の基軸となりうる基礎的テーマの研究も推進します。

重点研究
シリコンフォトニクスをプラットフォームとする大規模光IC技術の研究開発
産総研の300-mm CMOSラインで試作し、1-RUブレードに収容した32x32 シリコン光スイッチ

図1: 産総研の300-mm CMOSラインで試作し、1-RUブレードに収容した32x32 シリコン光スイッチ

32x32 シリコン光スイッチを用いた大規模光干渉計による量子ウォークの観測

図2: 32x32 シリコン光スイッチを用いた大規模光干渉計による量子ウォークの観測


「VICTORIESオープンイノベーションハブ」として、シリコンフォトニクス・光スイッチ技術を提供しています。革新的な高効率ネットワーク等に用いられる「光スイッチ」をはじめとする大規模シリコンフォトニクスデバイスの開発に必要なシミュレーション・設計・作製・実装・評価に関する技術・施設の支援をいたします。
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保有技術
・シリコンフォトニクス素子のシミュレーション・作製・実装・評価技術、および設計ライブラリ
主要特許・論文