amemiya

人類の自然界に対する理解は観察すること、すなわち、正しく見ることから出発して、発展してきました。

ナノテクの発展も同様であり、ナノ観察が出発点です。すなわち、見えないものは作ることができないのです。

仏教には八正道と呼ばれる基本的な八種の実践法があります:正しく見ること(=正見)→正しく考えること(正思惟)→正しく語ること(正語)→正しい行いをすること(正業)→正しい生活をすること(正命)→正しい努力をすること(正精進)→正見を得る目的を念じ忘れないこと(正念)→正しく清浄な禅定に入ること(正定)。この八正道の手順は、基礎科学の進め方の手順、基礎科学が応用研究に繋がる手順、更には、応用研究が製品開発に至り、最終的には人類の福祉と幸福に至るための手順に通じるものがあります。

このことは、「産総研・東大 先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリ」(オペランド計測OIL)がまさに目指していることです。材料・デバイスが実環境下で動作する状態でそれを計測(=オペランド計測)する技術を駆使して「正しく見て」、基礎科学を深め、同時に、それが製品開発に繋がることを目指した取り組みを行っています。 ご関心のある研究者・企業各位の、積極的なご参加を期待します。