● 校正機関の登録・認定(計量法校正事業者登録制度、JCSS)
国家標準にトレーサブルであることの確保には、国家標準と現場(工場、研究機関など)の標準の間で、標準を標準で校正する業務の信頼性確保が必要不可欠となる。標準器の校正あるいは標準物質の生産には特定の技術が必要であり、備える設備および技術と設備を管理する
品質システムを備えている必要である。
これらの要件を満足している機関に対して
独立行政法人製品評価技術基盤機構が、一定の審査を行い認定を与えている。認定を受けた機関が備える標準器は特定二次標準器や参照標準器、生産頒布する標準物質を特定二次標準物質といわれ、それぞれ特定標準器(または特定副標準器)、特定標準物質によって校正される。
校正機関を認定する制度を「計量法校正事業者認定制度(Japan Calibration Service System; JCSS)」と称している。
詳しくは、
JCSSホームページを参照して下さい。