計量標準総合センター : National Metrology Insutitute of Japan (NMIJ)

工学計測標準研究部門
強度振動標準RG
穀山 渉さん
工学計測標準研究部門
気体流量標準RG
岩井 彩さん
物理計測標準研究部門
量子電気標準RG
大江 武彦さん
物理計測標準研究部門
高周波標準RG
木下 基さん
物質計測標準研究部門
ガス・湿度標準RG
天野 みなみさん
物質計測標準研究部門
粒子計測RG
村島 淑子さん
分析計測標準研究部門
放射線標準RG
清水 森人さん
分析計測標準研究部門
X 線・陽電子計測RG
オロークブライアンさん

PROFILE
穀山 渉さん
Wataru KOKUYAMA
工学計測標準研究部門
強度振動標準研究グループ
入所年 2012 年

学んできた内容より大切なのは、楽しく働くイメージができるかどうか。
研究内容

「振動加速度の標準やレーザー計測技術の研究開発」

 学生時代は、実験物理学分野で研究していたと いう穀山さん。観測装置を作って人工衛星に乗せる というプロジェクトに携わっており、色々な周囲の人た ちの力を借りながら進めていったという。物理学を研 究していたのは、小さい頃から算数や理科が好きな 子どもだったから。ただ、バブル崩壊後経済がどん どん不景気になっていくニュースを目の当たりにした 時、技術的な面から日本になにか役立てることはな いだろうか、という気持ちも持っていたのだという。
 そんな穀山さんが就職先を探していた時、自分の 技術的な興味と世の中に役立つことが一致したの が、産総研。大学時代は基礎物理で、残念ながら「何 に役立つの?」などと言われることもあったが、産総 研は、基礎的な研究から製品作りまで幅広く世の中 に役立つ技術を目指して研究開発を行っている公的 研究機関だ。
 そのような産総研ならではのエピソードがあったの だという。「2014年に、開発した技術を特許出願し、 その後ある企業が使ってくれることになりました。その 企業を訪問した際、自分のことを『発明者の方』と 呼んでくださり、その時、自分の技術が社会へ広が り始めているという、なんだか新鮮な感じがしてとても 嬉しくなりました。」
 今の研究は、振動加速度標準や振動の計測技 術。ビルや橋などのインフラや自動車開発といった場 面で、振動計測が正しく行われるかを担保する仕事 である。最終的な目標は大きく変わったが、日々やっ ていることは実験したりデータ解析したりと、学生の 時と比較的近い。でもそれが好きだから、毎日が楽 しい。産総研はフレックスタイム制などが導入されて いて、時間の自由度が高い職場だ。早めに帰宅し て8ヶ月になる息子の子育てを楽しめるのも、とても 恵まれた環境だからこそなのだと思う。
 そして最後に、就職活動中の皆さんに向けて熱く 語ってくれた。「自分が大切にしたのは、 色んな職場に直接足を運んで、 現場の人の話を聞くようにしたこ と。職場の雰囲気を肌で感じ、 自分がそこで働くイメージを描ける かどうか。研究開発は地道 な作業が多いので、地味 な作業をしている自分をイ メージ出来るかどうかも 重要。これまでにやって きたことも大切だが、地味 な仕事をこなしつつ、新し いことには興味をもって勉強 する。そして、楽しみなが ら仕事をしていく自分をイ メージできれば、新しい分 野にきたとしても毎日を新鮮 な気持ちで過ごすことが出 来る」。      
穀山 渉さん 穀山 渉さん
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