構造模型と標本の観測値の不確かさ

 

いま、次のような構造模型

 

 

を考えて、構造模型と標本の観測値

 

 

 

のように定義します。

 

@     より 

 

A     より 

 

 

 

であるから

 

 

および

 

 

となります。

 

したがって、A(標本)のの不確かさの分散は

 

 

となり、@(構造模型)のの不確かさの分散

 

 

と一致します。

 

 

また、もう少し複雑なケースについて、次のような構造模型

 

 

を考えて、構造模型と標本の観測値

 

 

 

のように定義します。

 

@     より 

A より

 

 

 

であるから

 

 

となります。

 

したがって、A(標本)のの不確かさの分散は

 

 

となり、@(構造模型)のの不確かさの分散

 

 

と一致します。