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UserModeLinux for KNOPPIX

【注意事項】KNOPPIX日本語版関連(VMKnoppix、HTTP-FUSEなど)のホームページは http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/ に移動しました。
このホームページは更新しませんので、最新情は新しいホームページにご移動ください。

Engilsh


Customizable KNOPPIX on UserModeLinux

【特徴】

  1. 更新可能
    今までCD版KNOPPIXでネックだったカスタマイズが UserModeLinx の上でできます。Debian Package を用いてアプリケーションのインストールができるようになりました。その違いが下記の図より確認できます。
  2. 更新差分を他人に渡せます、共有できます
    カスタマイズした更新差分は別途ファイルとして保存可能で、その部分だけを他に譲ることができます。更新差分のサンプルをダウンロード可能にしています。今までアプリケーションをインストールしてもそのままでは他人と共有できませんでたが、共有できるようになります。
  3. セキュアにアプリケーションを試せます
    CDブートでも更新ができるため何か問題があっても電源を落せば前の状態に戻ります。
    更新部分を保存したファイルは通常ハードディスクの保存を想定しています。これでも問題ありませんが、メモリが沢山あれば RAM-DISK を使うことができます。Linuxエミュレータ上のであり、かつ更新もファイルもメモリにセーブすれば電源を落せば完全に元の状態に戻ります。
  4. ビジュアルコントロールパネル
    いままではコマンドラインからの起動で使いにくかった UML-KNOPPIX をビジュアルコントロールパネルから使えるようにしました。ラジオボタンでKNOPPIX、日本語入力環境、画面サイズ、デスクトップ環境などが変えられます。Linux エミュレータで使うメモリ容量も可変になりました。LinuxエミュレータもKDEデスクトップメニューからクリックで選べます。
  5. SHFS persistenthome による CD 版とLinux エミュレータ版での共用
    リモートにホームを取得する SHFSpersistenthome を使えばCD 版とLinuxエミュレータ版でのホームの使い回すことができます。

【技術的詳細】
KNOPPIXをUserModeLinux(UML) のCOW(CopyOnWrite)(*)機能を使うことでCD版では不可能だったKNOPPIXのカスタマイズを可能にしました。Debianのパッケージ管理 apt-get がそのまま使えます。COWによって作成された更新部分は他のユーザに送って共有することもできます。
また、SHFS persistenthome と組み合わせることで UserModelinux 上のKNOPPIXとCD版のKNOPPIXとでホームを共用することが出来ます。

(*)COW(CopyOnWrite)とはもとのファイルシステムに影響を与えずに、更新したファイルの差分のみを確保できる機構です。KNOPPIXのようにreadonlyのCDメディアのファイルシステムでも更新差分を別途確保して、書き込みも可能になります。
COW を有効にするため、cloop 内のファイルシステムを変更しました。通常のcloop ファイル内はiso9660 を使っていますが、iso9660 ではCOWが有効になりません。このため、cloop の内容はそのままに内部のファイルシステムをext2に変更しました。

その他:技術詳細は別途論文にまとめる予定です。現在、発表できる場を探しています。

ダウンロードファイル

カスタム可能なKNOPPIX on UserModeLinux を使うには、下記のisoイメージからCDを作成してください。UserModeLinux については他のディストリビューションにもポートする予定です。

使い方

KNOPPIX-UML-COW-SHFS-20040518.isoをベースにした使い方を説明します。まず、こちらをCDに焼いてブートしてください。


 KNOPPIX日本語版の3.3より UserModeLinux (UML) を利用可能にしました。これにより複数のKNOPPIXを物理的なリブートなしに立ち上げることができます。

 UserModeLinux(UML)とはLinuxエミュレータの一つで、通常のプロセスとしてLinuxカーネルを実行できます。UML単体ではコンソールレベルのエミュレータであまり面白くありませんが、ファイルシステムなどを整備することでVMwareやVirtualPCのような仮想計算機と同様に利用することが出来ます。
 我々はUMLをKNOPPIX専用に改良し、KNOPPIX専用仮想計算機として使えるようにしました。

左図をクリックすると拡大します。

UML for KNOPPIX ではネットワーク環境も利用できます。上図ではWEBブラウザを立ち上げてKNOPPIX日本語版のHPを見ています。


トピック


CD版UML for KNOPPIX の使い方

iso イメージを下記のダウンロードより入手し、CDを作成してください。
KNOPPIX日本語版には標準でUML for KNOPPIXが入っています。少しづつバージョンアップしているため、使い方が少しづつ異なっています。


runuml オプション
runuml は幾つかのオプション指定が可能です。UML KNOPPIX で良く使うものをまとめておきます。


応用用法


ダウンロード


参考文献


関連研究・開発


謝辞