レジリエントインフラ実装研究センターは、先進的なインフラ維持管理技術を社会実装し、インフラの強靱化を目指します。
世界的にインフラの老朽化や維持管理コストの増大が深刻化しています。そこで、新技術を活用して予防保全の効率を飛躍的に高め、インフラ劣化予測による事故リスクの低減と補修の効率化、新素材を用いたインフラの超長寿命化を目指します。そのために、インフラのスマート監視技術、劣化診断技術、長寿命化技術を統合した先進的なインフラ維持管理技術の開発に取り組み、社会実装を進めます。 非破壊イメージング技術、物理探査やロボットを活用した監視技術、AI・シミュレーションによる劣化診断技術など、産総研の先進技術を結集し、次の課題を中心に取り組みます。
- 物理探査による水道管路の腐食リスク評価および都市部の地盤調査
- X線によるインフラの効率的な診断・補修システムの開発
- AI基盤モデルおよびシミュレーションを活用したインフラ劣化診断技術の開発
- インフラの長寿命化を実現する超耐久性防錆塗料の開発
- 雪害対策に資する滑雪材・透明ヒーター材の開発
更新履歴
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レジリエントインフラ実装研究センター設立
連絡先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 レジリエントインフラ実装研究センター
〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央事業所2群
Eメール:M-irci-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)