産総研では平成20年度から「イノベーションスクール」を開講しています。 博士号を持つ若手研究者を産総研のポスドク （産総研特別研究員）として受け入れ、特定の専門分野について科学的・技術的な知見を有しつつ、より広い視野を持ち、 異なる分野の専門家と協力するコミュニケーション能力や協調性を有する人材として育成することを目指しています。 「産総研イノベーションスクール制度」は、基礎研究から製品化研究までをカバーする「産総研における博士研究員としての研究」に必要な各種講義や演習だけでなく、 産総研の人材育成に協力いただける企業の現場における実践的研修など、産総研独自の特徴あるカリキュラムを通じて、 企業をはじめ社会の様々な重要な場で即戦力として活躍できる人材を輩出し、社会的なニーズと有用な人材とのミスマッチを解消することに寄与していきます。