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7.6. 輝度係数改訂方式の変更

VNIR並びにTIRの感度変化の補正は2005年7月21迄は不連続に実施していた。 それ以降は全期間のデータを対象にして打ち上げ後の経過日数依存性から自動的に感度係数を変更する方式に変更された。 SWIRに関しては感度低下が少なく、感度変更は実施していない。

(VNIR)

Figure 7-5に示す感度依存性を打ち上げ後672日以前は日数の一次依存性、それ以降は指数関数依存性で補正する方式を採用している。


Figure 7-5 VNIR各バンドの感度トレンド

 
VNIR感度の経過日数依存式

    Rdeg = A*t^2+B*t+C (一次依存性)
    Rde = Bexp(-At)+C (指数関数依存性)

ここで、A、B、Cは係数、tは打上げ後の経過日数を示す。


(TIR)

VNIRと同様に、Figure 7-6に示すように感度の経過日数変化がある。 304日以前は打ち上げ後の経過日数の一次式、それ以降は指数関数で補正する方式を採用している。


Figure 7-6 TIR各バンドの感度トレンド


TIR感度の経過日数依存式

    C1 = a*t+C (一次依存性)
    C1 = 1/{b*exp(-a*t)+C} (指数関数依存性)

ここで、a, b, cは係数、tは打ち上げ後の経過日数を示す。


Table 7-5に関数化後の係数の改訂履歴を示す。

Table 7-5 関数化後の改訂履歴




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