7.4. 地表画素位置誤差情報1
幾何補正 DB バージョン2.0には地表画素位置に下図のような誤差が確認されている。
Daytime Observation
Nighttime Observation
Figure 7-3 Geometric DB Version 2.0の地表画素位置誤差
緯度と経度の誤差は、よい近似で、6次の多項式で表現できる。
λ
C
= λ
M
- Δλ
φ
C
=φ
M
- Δφ
ここで
λ
C
: 補正された経度
λ
M
: 測定された経度
Δλ: 経度誤差
φ
C
: 補正された緯度
φ
M
: 測定された緯度
Δφ: 緯度誤差
Δλ(or Δφ) = a
0
+ a
2
φ
2
+ a
4
φ
4
+ a
6
φ
6
Table 7-3 多項式係数
Coefficient
Descending(Daytime Observation)
Ascending(Nighttime Observation)
Longitude
Latitude
Longitude
Latitude
a
0
-7.1636E-04
1.2344E-04
-7.0494E-03
-9.6332E-04
a
2
6.0217E-07
-1.7743E-07
4.0453E-07
-1.7053E-07
a
4
-4.9155E-11
6.4363E-11
-5.0296E-10
5.9668E-11
a
6
3.4510E-14
-1.3692E-14
4.8045E-14
-1.2155E-14
(Unit: degree)
補正された緯度と経度は、上記の解析で算出された誤差を測定値から減じることにより得られる。補正精度は50 m である。