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7.3. ASTER観測スケジュール |
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観測要求には〆切期限(観測36時間前・TBR)が設けられるが、自然災害などの事前に予測不可能な事態に対応するため、
期限後も"Urgent"データとして受け付けを行い、その緊急性、重要性、
他の観測への影響等に基づいて受け入れの可否が判断される
(共同研究者からの"Urgent"データの扱いについては、Part I 4.1節を参照のこと)。
また、STARには、出来る限り良い条件(太陽高度、雲量等)のデータを全陸域について一回取得することを目的とする、
グローバルマッピングが含まれている。
提出された観測要求は、受け入れの可否が判断された後に様々な要因や条件によって優先付けされ、
最終的に1日の観測スケジュール(ODS : One Day Schedule) として取りまとめられる。
作成されたODSは、観測対象日開始27時間前までに、日本側から米国のEOS運用センター(EOC)へ送られる。
さらに、" Urgent"データの受け付け等によりODSの変更が生じた場合には観測開始の7時間前までにEOCへ送られ、
スケジュールが更新される予定である。
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