エネルギーナノ工学シンポジウム
“新たな研究シーズの発掘に向けた取り組み”
第4期の産総研の取組みとして、企業への橋渡しの実現が強く求められている一方、企業への橋渡しを継続的に実施するためには、常に新しいアイデアを生み出し、アカデミックな視点においてもキラリと光る基礎研究に対しても十分な力を注ぐ必要がある。このたび東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻の丸山茂夫教授を産総研クロスアポイントメントフェローとして招聘するにあたり、エネルギーナノ工学ラボをエネルギー・環境領域内に設立した。本研究ラボは産総研と東大の双方からのスタッフで構成されており、お互いに知の交流を深めつつ、新たな研究の場を醸成する場である。本シンポジウムでは、新たな研究シーズの発掘に向けた本研究ラボの取り組みについて紹介する。
日時 | 2015年8月18日(火)13:00~17:30 |
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会場 | 産業技術総合研究所 つくば中央 第二事業所 2-12棟 203-6室 アクセス >> https://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/center/tsukuba_map_c.html |
参加費 | 無料 (懇親会は 2000円) |
印刷用プログラム (PDF, 1ページ) |
プログラム
13:00-13:15 | 開会挨拶
産総研 エネルギー・環境領域 領域長 小林 哲彦 |
1.基調講演 (60分) | |
13:15-14:15 | 単層CNT合成と太陽電池応用 エネルギー・環境領域 エネルギーナノ工学研究ラボ長 丸山 茂夫 |
2.講演 (60分) | |
14:20-14:50 |
ナノワイヤー熱電変換素子の開発と物性評価
省エネルギー研究部門 熱電変換グループ 村田 正行
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14:55-15:25 |
メソ孔性多孔質炭素の調製とキャパシタへの応用
創エネルギー研究部門 エネルギー変換材料グループ 加登 裕也
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3.招待講演 (60分) | |
15:45-16:15 |
メソ細孔における水の吸着・移動現象の解析と制御 − 除湿システムへの応用 −
東京大学工学系研究科 機械工学専攻 教授 大宮司 啓文
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16:20-16:50 |
IoTを支えるエネルギーハーベスティング技術
東京大学工学系研究科 機械工学専攻 教授 鈴木 雄二
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4.講演 (30分) | |
16:55-17:25 |
グラフェン透明導電膜を用いてペロブスカイト太陽電池の作製技術開発
太陽光発電研究センター 有機系薄膜チーム カザウィ サイ
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17:25-17:30 | 閉会挨拶
省エネルギー研究部門 研究部門長 宗像 鉄雄 |
18:00- | 食堂にて簡単な懇親会 |
最終更新日 2015.8.17