ヒューマンストレス産業技術研究会
 
第22回講演会
「感覚・快適性の評価技術と応用」
 
聴 講 無 料
日時: 平成23年11月29日 (火) 13:30〜
場所: (独)産業技術総合研究所 関西センター
     基礎融合棟 2階大会議室
 

地図
参加のお申し込みについて

講演会の参加をご希望される方は、会場整理の都合上お手数とは存じますが、
以下より、オンライン登録をお願い致します。
講演会の参加登録につきましては、定員(150名)となり次第、締め切らせて頂きます。
※ 講演会の参加証は発行致しません。定員に達した場合にのみご参加いただけない旨ご連絡致します。

プログラム
                       
開会の挨拶 (13:30〜13:40)
国分 友邦
ヒューマンストレス産業技術研究会 会長
産総研 健康工学研究部門 顧問
講演
『五感インタフェースに関する奈良女と産総研の『心地よい』共同研究(カンケイ)2例』 (13:40〜14:25)
奈良女子大学 生活環境学部 才脇 直樹 先生
私たちは、これまで産総研(池田)の研究グループと10年来、女子大の特性を生かした快適性やストレスに関する共同研究を進めてきましたので、その成果についてご報告します。まず最初は、「さわり心地を評価・呈示する触感インタフェース」です。産総研では、電圧を制御することによって自由に屈曲させられるICPFを開発してきました。これを用いてさわり心地を再現する触感ディスプレイを製作し、またこの考え方を応用して新たな触感センサの開発に取組みました。一見工学部の王道っぽいテーマですが、随所に奈良女ならではの家政学的こだわりが潜んでいます。次は、「脳磁場計測による香りのかぎ心地評価」です。香りを呈示しつつ脳磁波計測を行える装置は、全国的にも有名な産総研オリジナルです。奈良女の学生は様々な香りの中から野菜(!)の香りやアロマオイルの香りを選び、それらのかぎ心地が無意識のうちに被験者の作業にどのような影響を与えるのか検討を行いました。

『商品開発のための快適性の数値化技術』 (14:25〜15:10)
東洋紡績(株) 総合研究所 石丸 園子 先生
快適性に優れる商品を開発するためには、あいまいな用語で表現される感覚を数値化する計測技術が必要です。快適性要因のうち、熱・水分特性、圧力特性、肌触りに着目して、感覚を生じさせる現象を捉え、その現象を数値化する技術を構築してきました。具体的には、発汗マネキンやスキンモデルによるむれ感の数値化、風合い計測装置KESを用いた触感の数値化などに取り組んできました。また、衣服圧(衣服による人体への圧力)の分布を、数値計算手法を用いて数値化する技術も構築してきました。さらには、感覚が心理状態に及ぼす影響を、心電図や脳波などの生理特性で計測する方法についても試みています。これらの快適性計測・評価技術について紹介いたします。

休憩(15:10〜15:30)


『ドライバの覚醒状態推定』 (15:30〜16:15)
大阪工業大学大学院 生体医工学専攻 大須賀 美恵子 先生
ドライバの覚醒低下の検出や予防は古くからの課題であり、多くの研究がなされていますが、実用化され有効活用されているものはほとんどありません。難しさの一つは、ドライバの覚醒状態は、高覚醒〜低覚醒〜入眠というように単調に変化するのではなく、覚醒低下に気づき覚醒努力がなされて覚醒水準が上がったり、また眠気に負けて覚醒水準が下がったりと複雑に変化するところにあります。そこで、覚醒水準に、覚醒努力という軸を加えた評価が必要であると考えています。もう一つの難しさは、真値がないことです。外的基準として顔表情評定が用いられることが多いのですが、これには評定者の訓練が必要で手間がかかります。そこで、センサ装着の負担はあるものの、解析の自動化が容易である生理指標を用いて外的基準を作成することを目標とし、多次元生理指標を用いた覚醒状態推定をめざしています。

『人にやさしい空間をつくるために』 (16:15〜17:00)
(株)竹中工務店 技術研究所 石川 敦雄 先生
竹中工務店では、2007年より「人にやさしい空間」と名付けた研究プロジェクトを推進し、建築環境が人間の生理・心理に与える影響と、そのような状況における人間の反応や行動に関する研究開発を実施しています。これまでは、「人間を『均質で変化しない集団』と仮定し、『均質で変化しない空間』をつくることが、経済的・合理的で、優れている」と考えられてきました。しかし、オフィスワーカーのメンタルヘルスが社会問題となっていることなどを受けて、竹中工務店は「どんな空間が本当に私たち人間一人ひとりにとって『良い空間』なのかを科学的に再考すべき」と考え、この研究プロジェクトをスタートさせました。今回は、私たちが実現したいビジョンやこれまでの研究開発への取り組み・成果などについてご紹介させていただきます。
閉会の挨拶 (17:00〜17:10)
牧原 正記
産総研 関西センター所長代理
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主催 ヒューマンストレス産業技術研究会
共催 (独) 産業技術総合研究所 健康工学研究部門
後援 (財) バイオインダストリー協会
(財) 大阪科学技術センター
(社) 人間生活工学研究センター
大阪商工会議所
(独) 産業技術総合研究所 関西センター
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お問い合わせ先

ューマンストレス産業技術研究会 事務局
(独)産業技術総合研究所 健康工学研究部門内
〒563−8577 大阪府池田市緑丘1−8−31
TEL: 072−751−9991
FAX: 072−751−9517
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